2013年06月04日

20人いる!?

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今日は朝イチで学校の先生の集合写真。
最初にミチエ〜ルでテスト撮影してみました。



いつもそのタイトルを忘れてしまう。
結局レンタル店に行ってホラー、サスペンス、スリラーの棚をなめることになるのだが、それでも置いてあるところは少ないようで(何故かまれに置いてあっても借りられているしふらふら)いままで見る機会を逸していた気になっていた映画、それが『永遠の子供たち』である。
先日久しぶりに行ったBOOKOFFに置いてあったので購入。

監督はJ.A.バヨナ
そしてプロデュサーは、言わずと知れたギレルモ・デル・トロである。





いや〜傑作であった。
2007年スペイン・メキシコ映画である。
ハリウッドでは絶対に作れない映画。
幽霊譚である。

大分前にもスペイン映画だったか、オーストラリア映画だったか、いくつか見事なサスペンス映画を紹介しましたが、私たちが知らないところで素晴らしい映画はいっぱい作られているんですな。特にホラー系。

どうも米国人は、ホラーと言えば=ショッカー的な映画と思っているようで、たとえばドアを開ければいきなり「ド〜ン爆弾」とか、首が飛んで腹が裂けて(未だにやってるゾンビもの)・・・とか、はたまたキリスト(善)対悪魔(悪)の陳腐な戦い・・・または幽霊ともオバケとも説明のつかないモンスターが暴れるお話。
上質の幽霊ものなど皆無である(やはりコレには歴史が必要かもしれない)。
ホラー映画は観客を怖がらせば(それがしばしば驚かすと気持ち悪いになってますが)良いと思っているところに大きなマチガイがあるのです。

やはり本当に怖いのはリアリティの上に心理描写がいかに上手く描かれているか。
幽霊譚だからホラーだから不条理であってもお話につじつまが合わなくってもOKなんてことはないのだ。
もちろん不条理による怖さもあるが、あくまでその不条理は条理のかなった上に築かれてなければならない。
めちゃくちゃではダメなのだ。

・・・というわけでこの映画、今まで私が見た恐怖映画でベスト1(かもexclamation&question)と言えずともベスト3から落ちることはありません。
もちろんホラー系となどとジャンル分けせずとも映画として一級品でございます(そこが大事なのだちっ(怒った顔)あせあせ(飛び散る汗))。

何故今まで見なかったのだろう猫それまでの時間を無駄にしてしまったような気がしてなりません。
他にももっとこんな良質の映画が世界には埋もれているのではないだろうか?
日本はこのままハリウッド一辺倒でいいのかちっ(怒った顔)オジサンは怒っています。

それはそれとしてこの『永遠のこどもたち』オープニングからどこにも緩みのない(というか緩んだ赤い糸が徐々に張られて行き、ピンとなり、そして最後にプンっるんるんと音をたて切れ今まで信じていたものが何もかも崩壊していく)作り。
少しづつほどけていく謎とラストの解放と・・・もうやだ〜(悲しい顔)
映像も見事というしかありません。
またホラー映画(だけじゃありませんが)というとつい主人公と怪物と後はどうでもいい殺されていくその他脇役となりがちですが、この映画の登場人物たちは(セリフの或る無しに関わらず)全て存在感があります。
日本語タイトルも見て分かったことですが、とっても素晴らしい。
一見ホラーのタイトルじゃないですよね。

あらすじなど何の予備知識も必要ありません。
あなたの目で見て感じていただきたいあせあせ(飛び散る汗)
わき腹から胃の中にすうっと冷たい刃物を差し込まれるような恐怖に震えてください。
かつて子供であった大人向けの傑作幽霊映画でございます。

ちろんあせあせ(飛び散る汗)それだけじゃないわーい(嬉しい顔)

(120点)


※ 蛇足ですが、『シックス・センス』が85点としたら、この映画は180点くらいです。それだけの差があります。もしネタバレしてもこの映画の強度が失われることはないのです。何度も見れる、何度も語ることの出来る作品です。

posted by tadakov at 15:44| 高知 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする