
朝3時半。
久しぶりに家の寝室で目覚めると鼻の頭が冷たい。
ごそごそと起き出して車に乗ると外の気温はマイナス2度でした。
ここのとこ事務所の3階

での寝泊りが常態化している

には考えられない寒さなのだ。
ちなみに事務所の寝床はどんなに寒くても20度を下回ることはない(PCが稼働している限り)。
昨日は昼はお客様に電話と年賀状作り。
年々増えてきて今年は300枚ほどになってしまった

ここ一〜二週間ほど続いていたくしゃみ鼻水がピタリと止まる。
一昨日なぞは久しぶりに一晩でティッシュケース一箱空ける状態だったのが嘘のよう。
今日は薬も飲んでいない。
毎年12月に一度ピークがあるのだが、いったいあの原因物質はなんだろう。
何かが飛ばなくなったのは確か。
さてアップし忘れていることを・・・
今月20日は写真関係の方たちと恒例の忘年会だったのですが、その日は朝から幼稚園のお楽しみ会の撮影と七五三の出張撮影に打ち合わせ等々・・・その間にちょこっと寄った聖屋に置いてあったカードに懐かしい名前。
宮下裕史。
ひっそりと二つの写真展をやっておりました(失礼

私がたんに知らなかっただけだと思いすが・・・)。
「はまべのうた」〜海と漁師のはなし〜高知こどもの図書館
もう一つが、
「クリームソーダ」〜街の喫茶店のはなし〜喫茶日曜社
いづれも12/23までで終わってます。
彼の写真に出会ったのが、もう10年以上前、北見にあったグラフィティでのこと。
ポストカードに使われていた黒板の写真とあの言葉は、今も忘れることができません。
実はあのタイトルは、当時勤めていた会社で作ろうとしていた新商品のヒントになったのでした。
あのときは、こんな写真を撮る人が高知にいるのかと、またこんなコトバを持っている人がいるのかと、ちょっと嫉妬を覚えたものです。
恐らく自分がまさに撮りたかった世界をさらっと撮っているように思えて・・・だと思うのです。
それと、なんというのかな〜写真に流れている詩心

そこには写真が上手いとか下手とかいうところを越えたところにある彼自身が持っている「時間のようなもの」が写っていたのです。
よく自分の写真のことをお手軽に
『・・・・の世界』などという方がいらっしゃいますが(私も人のことは言えません

)彼の写真には、本当にそれが写っているいるのでした。
そんな人ってそうそういません

で今回の写真展・・・良かったあ〜
宮下祐史はまだ宮下祐史でした。やっぱり今こんな写真展やれる人なかなかいないよなあ。
なんかずっと離れていた恋人にまた会えた

そんな嬉しさを感じることが出来ました。
心残りは手持ち無沙汰で買えなかったステキなジーン(なんせ

忘年会の前には数年ぶりに銀行に寄ったほど

)。
またまた嫉妬する出来のポストカードは2枚づつ取ってきました

今年県内でやってた写真展で一番心に残るものでした。
会期中にご紹介できなくてすいませんでした。
posted by tadakov at 06:45| 高知 ☀|
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