2014年01月13日

オンキリキリパサラン・・・

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本が消えた。
昨日読んでいた本がどこにいったか分からない。
しかたないので別のものを読むしかないのだが、どこにいったのだろう。

まあ今同時に3冊読んでいたので読みかけの本を進める。


『ノックス・マシン』法月綸太郎 角川書店
今まで動物的勘で避けてきた作家。
『生首に・・・』にもバアチャンに読ませて私は数頁で挫折している。
まったくノーマークだったのだが、2013年度の「このミス」で1位を獲得。
何で買ったかといういとタイトルに惹かれたのと中編集だったからです。
最近長いやつばかり読んでるから・・・

ノックスといえば『ノックスの十戒』1928年にロナルド・ノックスが提唱した

1.犯人は物語の当初に登場していなければならない
2.探偵方法に超自然能力を用いてはならない
3.犯行現場に秘密の抜け穴・通路が二つ以上あってはならない(一つ以上、とするのは誤訳)
4.未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない
5.中国人を登場させてはならない (これは中国人という意味ではなく、言語や文化が余りにも違う他国の人、という意味である)
6.探偵は、偶然や第六感によって事件を解決してはならない
7.変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯人であってはならない
8.探偵は読者に提示していない手がかりによって解決してはならない
9.“ワトスン役”は自分の判断を全て読者に知らせねばならない
10.双子・一人二役は予め読者に知らされなければならない

探偵小説を書くときの決まり。
本書はそれを題材に使用。
40年前に読んだ懐かしいエラリー・クイーンやアガサ・クリスティの名前や作品が出てくる。
結果は本格ミステリ好きのためのSFミステリ。
とうに探偵小説(懐かしいわーい(嬉しい顔))からは卒業しているおじさんには残念ながらイマイチ。
ミステリでもSFでも、その中に人間が描かれていない小説は、リアリティを感じられなくて・・・
(★★★)

『大江戸恐龍伝1〜4』夢枕獏 小学館
長年終わらない物語を書いてきた著者が最近は、書いてから出版してくれるようになった。
これも10年くらい書き続けられた話であるそうだ。
全五巻で毎月刊行。今月末に最終巻が出る。
最後まで読んでないのに感想を書くのはなんだが、ここまでは面白い。
平賀源内を主人公になんと恐竜exclamation&questionが出てくるという著者得意の荒唐無稽の伝奇小説なのだが、ここまでは読めてます。
まあ近年獏さんの傾向としてラストがダメという、広げた風呂敷をどう畳むか興味楽しみ。
『天海の秘宝』のような失敗作にならねばと切に願っています。
ただ装丁は見事。
(★★★1/2)



朝は赤ちゃんの撮影に御宅訪問。
昼から父の七回忌じいちゃんとひばあちゃんの五十回忌、法要。

posted by tadakov at 23:49| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする