2017年09月18日

夏の出来事

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「狡知にたけたネコ型生命ケアル・・」そこで少し笑ってしまうのだが、ふと「オールタイム・ベスト級の傑作宇宙SF」という惹句にひかれて手にする。
名作傑作という言葉に弱いのだ。
だからむやみにそんなことを言ってもらっては困る。
そんな傑作だったのなら若いころ読んでいてもおかしくなかったのだが、1964年刊のA.E.ヴァン・ヴォークトの『宇宙船ビーグル号の冒険』
もちろん私が当時中学生のころなら(1970年代か)楽しく読めたかもしれないが、今となっては難しい。
50ページで止める。
オールタイム・ベスト級ではない。

最近つくづく思うのだが、よいものは時代を超える。
その時代だけに輝きを放つものは単なる流行である。
それが悪いとということではない。
そういう事なのだ。

時代を超えるものってそうそうはない。

レコードクラブで委員長が持ってきたLP、ビートルズの『ラバーソウル』を聴きぶっ飛ぶ。
改めてビートルズの凄さを知ることになる。
今だから余計に感じることがある。
ジャケット写真の良さ。
モノラル録音の素晴らしさ。
ステレオの方がいいと思い込んでいた私には目から鱗。
もちろん楽曲の素晴らしさ、曲順。
A面B面。
まさに名曲、傑作アルバム、名盤である。
さっそく同じものを購入聴いている。

これが1965年にはつばい発表されたもの。

まったく古くはない。

むしろ輝きは増していると言っていい。

わたしは子供のころ、ロックを聴きながら自分も大人になったら演歌やジャズが好きになるのだろうか?と思っていた。
そうじゃないんだね。
演歌が好きな人は最初から好きなのだ。
わたしは未だに演歌や「日本人が好きなジャズ」が好きにはなれない。

話はそれたがオールタイムベスト級というのは、そういう時に使う言葉である。

『この世の春 上下』宮部みゆき
期待はずれ。
なんというか物語が平板。
作者ならもっとうまく出来るだろうに、と思うのだが。
新潮社の売り方にも問題あり。
装丁もだめ。
(60点)

『フロスト始末 上下』R.D.ウィングフィールド
この本の出版を何年待っていたことだろう。
著者は2007年この本が出版される前に亡くなっている。
だからもうこの作者のフロストシリーズは読むことができない。
ただ遺族の許可を得てジェームス・ヘンリーという作家が、シリーズを再開したという朗報もある。
シリーズ全編無類の傑作。
笑いし、涙し、少し寂しく、哀しい。
また時間があれば読み直すことにしよう。
(あえて100点、点が付けられないのだ!)


この夏何をしたのか思い出せないくらい忙しかった。

一反の畑を鍬一本で耕し、その他の事情で両腕を壊しカメラを持つのも苦しい。
左足中指は床の箱にぶつけヒビが入る。
放置しているがそろそろ治るはずである。
靴を履くとまだ痛みが・・・ヒビが入ってからは3度革靴を履いただけ。
あとは全てスリッパ。
8月お盆過ぎについに大型プリンターを導入。
A0でスタジオに写真を飾ると自分の写真が見えてくる。
8月下旬にTV局の突撃取材があり、9月に入ってもカフェは忙しい。
でもこの台風の後は落ち着いてくるんじゃないだろうか。

あと何があったんだろう?

そうそうHanakoというそれなりに名前の知られた雑誌の表紙にかき氷の写真が載る。
娘が見つけ「これウチの器じゃない?」と怒る。
そこに載った器は紛れもなく私の器だ。
正確にいうと、私とミチエ〜ルが高知在住の作家さんに頼んで制作してもらったラフディップオリジナルのかき氷用の器なのだ。
もちろん載っているのは、他のかき氷屋さんのオリジナルの器としてなのだ。
その新参もののかき氷屋は、そうそうたるかき氷さんと並び、主役で特集されている。
ちょっとおかしいんじゃないの?って話だが、まあいい。
事情はここに書くと長い話になるので割愛。

ウチはすでに県内では、かき氷屋と認知されてしまったけど、そうじゃない。
ラフディップは写真スタジオでそこに併設されているカフェのかき氷が少し有名になったというだけである。
あくまで、かき氷屋さんではない。

写真もかき氷も作るならオリジナルなものを目指しているだけである。


夏は過ぎてまた新しい季節がやってくる。

カフェの方も客層が代わり、ゆっくりしたいお客さんが帰ってくる。
本来のカフェに戻ってくる。
ところがミチエ〜ルは次々に新しいかき氷のアイディアが浮かんでくるようになったらしい。
オリジナル限定かき氷が順番待ちである。
その中には究極の(私が今まで食べ歩いた中で一番美味しいってだけですが)お茶かき氷が入ってます。

ますますかき氷屋専門店と思われるラフディップ、ではある・・・(^−^i)

posted by tadakov at 04:17| 高知 ☔| Comment(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする