2020年10月18日

早贄の本人

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メイクルームの外を見ると小鳥がミモザの枝で休んでいた。

こちらがカーテン越しに見ていたので気が付かなかったようだ(そういや先月リスを見たのを思い出した、まあそれはいいや)。

さて鳥のことはとんと分からない。

スズメじゃないことは分かるのだが・・・


調べてみるとモズであるらしい。

モズの早贄はよく見るが、モズが、どんな鳥かっていうと知らなかった。

こんな真近で見た記憶はない。

早贄は写真に撮ったことがあるが、モズは初めてでした。



写真集『隙のある風景』ケイタタ

蔦屋書店で初めて見た時のインパクトは凄かった。
表紙はダンボールで出来ている。
表紙には「すべて1点もの!現品限り」のシールが直貼りされているが、それはそうだろう。
ホントにダンボール、それも使用済み、各本バラバラの手作りなのだ。
私はかなり迷った挙句(そもそも買うこと自体を迷ったのではあるが)黄色いみかんのダンボールで
出来ているやつを手にする。
みなさんが、必ず一度は目にしたことがあるであろう。
あの八百屋の店先に置いてあったあの黄色いみかんダンボール箱である。

まあ迷ったのはそれだけではない。
タイトルは表紙にマジックペンで手書き。
表紙と裏表紙をつなぐ背はガムテープ、そうあの肌色の布テープなのだ。
表紙の中央にはLサイズの写真が直貼り(本ごとに貼ってある写真は違う)。
それも、そんな写真でいいの?っていうスナップ。

まあだから目を引いたのではあるが、普通なら、それでアウト。
値段も安くはない。
私にとって気分で買える値段じゃない。
それも中身を見ないで・・・

それでもオススメ本棚で異様な存在感を発していたのは間違いない。

最後は表紙に、これまた直貼りシールの「都築響一おすすめ!」で決めた。


前振りが長くなったが、これはお宝の写真集であった。

誰もがどれかは目にしたことがあるような写真。
撮ったことさえあるかもしれないスナップ。
そう梅佳代の写真を思い出していただけるとよろしい。
梅佳代のように被写体がふざけているわけではない。
何と言ったらいいだろう。
その写真だけ見ても笑うほどじゃない。

しかし、その編集が秀逸なのだ。
全ての写真にキャプション、あるいはタイトルが付けられているのだ。
写真がそれで説明されている。
普通その見せ方は、どうか?と思うのだが、それだけではないのだ。
左右見開きの写真の説明で笑わされる。
前後のページの写真の並びで笑わされる。
とてもよく考えたレイアウトなのだ。
そこが梅佳代とは徹底的に違う。
梅佳代は写真そのもので笑う。
彼の写真は「説明ありき」で笑わせる。
そこを良しとするかどうかで評価は大きく分かれてくるのだが、ここまで徹底して撮られていれば言うことはない。
写真集としてはとてもよく出来ている。
よく見るとプリントも素晴らしい。
実は写真自体は梅佳代よりしっかり撮れているのだ。
これは撮りながら本人がタイトルを自覚している。
撮影は頭の中で被写体にツッコミを入れながら撮っている、そんな感じなのだ。
木村伊兵衛賞はもらえないかもしれない。
いやもらえないだろう(笑)
しかしオモシロイという事実には逆らえないのだ。
漫才写真だね。

これもありだろう。
誰もこんな写真集作ったことないのだから。
ホントに手作りを量販しているのだから(笑)そもそも何冊作ったのか知らないが・・・
モノとしても良く出来ている。
私が金持ちなら56冊はオトナ買いしたいところだ。

因みに私のダンボールの表紙には、数か所ミカン箱のピンを抜いたあとがある。


★星★★★★★★★・・・・・


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2020年10月17日

クイーン・フォトグラファー

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秋になってやっとボツボツ記念写真撮影が始まった。

嬉しいことだが、困ったことにメインカメラマンは第三腰椎圧迫骨折中でサブカメラマンは産休中である。

で折れたまま出動中。

見た目元気なのだが、デスクワークとカメラを持ってウロウロするのは良くないみたいだ。

結果痛くなるから。

自分の作品撮りで初めてのモデル起用のプロジェクトを始める予定なのだが、ロケハンにいけない。

どう考えても足場が悪いところでよろけてもう一本くらい折るイメージ。

でもそろそろいろいろ忙しくなってくる。

すでに死亡フラグが立っているような気がする。




DRAG QUEEN -No Light, No Queen-(ドラァグクイーン)ヨシダナギ /【60分たっぷり特典DVDつき】18人のクイーンたちの生の声を収録 - ヨシダナギ
DRAG QUEEN -No Light, No Queen-(ドラァグクイーン)ヨシダナギ /【60分たっぷり特典DVDつき】18人のクイーンたちの生の声を収録 - ヨシダナギ


DRAG QUEEN -No Light, No Queen- 旬の写真家、ヨシダナギの写真集。


SURI COLLECTION - ヨシダ ナギ, ヨシダ ナギ
SURI COLLECTION - ヨシダ ナギ, ヨシダ ナギ


SULI COLLECTIONを見た時は、やられたなあ、と言うのとなんか悔しかった。
女性だから撮れたのかもしれない。
日本の男では無理だった気がする。
写真家自身がヴィジュアル的にもインパクトがあったせいかも、コマーシャル的にも波に乗っての第二弾というか
新たな写真集。
高いよ〜。
中身を見れてたら買わなかった(写真集の購入はそこが難しい)。
出てくるドラァグクイーンのインパクトは中々のもんだが、写真はイマイチ。
ちょっとモデルに負けている。
撮影者のオドオド感が、なんか写真から伝わってきます(^−^)
ちょっとやっちゃったかなあ。


日本の写真家のモデル撮影での写真集のベストは、松田美由紀(松田勇作の奥さん)の『私の好きな孤独』


片山瞳×松田美由紀 写真集 私の好きな孤独 - 松田 美由紀, 片山 瞳
片山瞳×松田美由紀 写真集 私の好きな孤独 - 松田 美由紀, 片山 瞳


だと思っている。
少なくともわたしの中では好きなモデルを使った写真集ではベスト3に入る。
昔その話をしたら中嶋健三さんがくれた本がうちにある。
本人曰く「2冊持ってたから・・・」なんじゃそれは〜!!
そっちの方に驚いたが・・・高知県に(少なくとも西日本にか?)そんな人は一人もいないはず。
この本は宝物だ。


ベッティナ・ランスの『シャンブレ・クローズ』ほどでないにしても少し期待してました。

Chambre Close - Rheims, Bettina, Bramly, Serge
Chambre Close - Rheims, Bettina, Bramly, Serge

↑の写真集は最近のペーパーバック版みたい。
私のものはハードカバーで日本版。
これは日本版でもってることが重要、中に小説入ってます。

が、ベスト1のモデル写真集です。

ちなみにランスにはキリストをテーマにした名作もあります。

I・N・R・I・ - セルジュ ブラムリー, Bramly,Serge, Rheims,Bettina, 和則, 水島
I・N・R・I・ - セルジュ ブラムリー, Bramly,Serge, Rheims,Bettina, 和則, 水島


海外写真家の作品には凄いものがいっぱいあります。


どんどん広がりそうなのでここで絞め。

★3つ


ああ、腰が痛い。










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2020年10月16日

マイル81

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警察の担当者が、「ひょっとしてラフディップって、あのかき氷をやってる・・・」もうお約束のリアクション。

ホントは、写真スタジオなんですけど・・・

やっと涼しくなって撮影の仕事がポツポツ。

半年仕事がないと普通ウチは廃業です(って破産か?!)。

とりあえず、かき氷やってて助かった。

なんか予期せずにやってるもので首がつながってます。




マイル81 わるい夢たちのバザールI (文春文庫 キ 2-61 わるい夢たちのバザール 1) - スティーヴン・キング, 風間 賢二, 白石 朗
マイル81 わるい夢たちのバザールI (文春文庫 キ 2-61 わるい夢たちのバザール 1) - スティーヴン・キング, 風間 賢二, 白石 朗


『マイル81』スティーヴン・キング


前に買ってた短編集『ミスト』や『夕暮れを過ぎて』もそうですが、完読するのは10年コースになるかも。

お楽しみは後にと・・・。

生きてるうちに読めのるか?

病気になってもせめてベッドで本が読めたら・・・そんな気楽な病気はないか?


とりあえず今回も藤田新策のカヴァー絵が最高!

買わなくても是非コシマキをはぐって見てくださいね。

1/3読んだところで今回は珍しく外れ無し。

オススメは各作の前にあるお馴染みのキングの著者の言葉は、後回しにした方がよいですら。


★4つ


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2020年10月13日

SPOMENIK

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ついこの間まで車を運転した義母も車を売り、母も免許証を返納する。

主のいなくなった駐車場の周りの草をひく。




スポメニック 旧ユーゴスラヴィアの巨大建造物 - ドナルド・ニービル, 石田 信一, 堀口 容子
スポメニック 旧ユーゴスラヴィアの巨大建造物 - ドナルド・ニービル, 石田 信一, 堀口 容子


『スポメニック』ドナルド・ニーヒル著

旧ユーゴスラビア圏に点在する巨大な記念碑を撮影し紹介した本。
厳密な意味で写真集ではないが、写真だけを見ていてもとても面白い。
実物みてみたい。
よく映画で巨大なものが出てくるが、例えばロード・オブ・ザ・リングなどに出てくる巨像、そういやブレードランナー2049に出てくるデッカードが隠れ住む廃れた都市に出てきた巨像、どきどきしたなあ。
日本にはあまりこういう風な巨大モニュメントは無い。
あってもナントカ観音だとか、、、
見に行ってみたいなあ、、、近年写真家の作品として中国(モニュメントというより構造物だが)やロシア圏にある巨大な分けわからん建築物を写したものを見るが、とても魅力的である。
作ったときはそれ相応のイデオロギーに基づいてつくったものであるが、今は廃墟に等しい。
しかし、それがとても美しく、怖い(怖いのは人間の存在であるのだが)。
美しいものはコワイ。
それ大事なんだよねえ。
軍艦島で見たコンクリートの廃墟群もそうだった。
コンクリート構造物って人間がいなくなれば輝きだすんだね・・・・

(85点)
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2020年10月12日

誰の神さま

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この夏何度か撮影日が変更になり、やっと決まった撮影日の前に私が、腰の骨を折り中止になったお客さんが

かき氷を食べに来ていた。

食後来ていたママ友と一緒に前の畑で撮影する。




僕の神さま (角川書店単行本) - 芦沢 央
僕の神さま (角川書店単行本) - 芦沢 央

図書館の近くに用事があったので寄ってみる。

図書館の良いところは購入をためらっていたハードカバーが気軽に借りられることだ。

短編連作か、最初のエピソードを読んだところで「ま、いいか!」になりました。

古典的なミステリー、探偵がいて事件を解決する、ただそれだけのものは卒業しました。

図書館で借りたものは、気軽に途中断念できるところも良いところ。

読みたい本は、山のようにある。

無駄に無駄な本を我慢して読むことは止めた(^−^)


(60点)

私が中学生だったら(75点)かも。



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2020年10月11日

真夜中のたずねびと

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うちで植えた朝顔は、まだ花が咲ない。

っていうか、蕾さえ出来てないのだが、まだこれから咲くのだろうか?

初宮参りを撮影に行った帰り、今咲いているアサガオを見つける。




真夜中のたずねびと - 恒川光太郎
真夜中のたずねびと - 恒川光太郎


『真夜中のたずねびと』

最近とっても気に入っている作家なので、今読んでいる本を置いて勝ってしまった。

結果は残念。

この作家のいいところが出ていない。

普通というか、今迄で一番ダメな本。

新潮社の惹句と装丁に騙された感がある。

(65点)
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2020年10月10日

撮影のプラクティス

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幼稚園の運動会の写真が撮れなくなったら私のスナップ写真撮影は引退である。

短い時間に全てを判断し一瞬で切り取る。

それも全てのもの(子供)を撮影する。

動かねば撮影できない。

後ろで撮影しているギャラリー(ビデオを構えた父兄)のことも考えながらベストポジションを探す。

常に被写体以外のことを考えながら被写体に集中する。

動きながら瞬きするように撮影しなきゃいけない。

1人1人の子供の最高のポートレイトを撮ってやる、、、って、「それほどのもんか〜?」(^−^)って声が脳裏を木霊するが、

そう思って撮影する。

その子のお母さんやお父ちゃんが撮れない傑作写真を撮る。

運動会撮影には、スナップ撮影の基本がつまっています。

撮影の練習であり準備運動です。


まあ歳をとり、腰が折れて(いま全治三ヶ月の中ほど)、そうでなくても足腰弱り、頭はボケ

動かなくてもいいような広角から望遠までのズームレンズを付けた軽めの一眼レフカメラを手に持ち

撮影しだした人間が言うことに説得力はありません。




写真集『Little Faded Trip すこし色あせた旅』尾中浩二

750冊刷られたファーストエディション中の105、サイン入りのもの。
著者によるとこの春(コロナで)でどこにも行けなかったなかで20年以上の前のネガフィルムを見ていてプリントしたものだそうである。
記憶が褪せていくようにフィルムも変色しいい味出している。
かつて日本のどこにでもあった、どこでもない風景。
ついこの間のことなのに古くて懐かしい。

(80点)

最近昔作った写真データが、古くなっているような気がするのだが、デジタルデータも褪色するのだろうか?























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2020年10月07日

いい廃墟あります。

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昨日蔦屋書店に行くと(高知にもいい書店が出来ました、うずまき舎以来)平台に桐野伴秋の新作写真集(カレンダーか?)が並んでいた。

何やら声がしていたので振り返ると奥にいらっしゃいました。

何はともあれ、作家活動をし写真集を作ってらっしゃる。

隣の芝生は青く見えるものです。



廃墟と犬 ファーベックス──犬と出かける都市探索 - アリス・ファン・ケンペン, クレア, Alice van Kempen, Claire, 金井真弓
廃墟と犬 ファーベックス──犬と出かける都市探索 - アリス・ファン・ケンペン, クレア, Alice van Kempen, Claire, 金井真弓


この廃墟だけで絵になるのですが、そこにブルテリアとはちょとズルい!とオジサンは嫉妬してしまうのです。

日本人には無い発想です。

そんな犬飼ってる写真家いないと思うし(^@^)旅行に犬連れてく人も少ないわな。

これが猫だと全く云う事を聴いてくれないし成立しません。

残念。

とにかく楽しい本。

そして素晴らしいセンスの写真に圧倒されます。


エイ加減に写真撮らないとな〜。

全治3か月の腰がピリピリしだしました。


(85点)
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パラ・スター

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朝から行列が出来ている。
夏でもないのにオープン前からかき氷屋(うちは写真屋でありカフェだと思っているが世間はかき氷屋だと)に車がごった返しているのだから何事だと思われるだろう。
目当ては15食限定かき氷『栗』だから昼からはがらんとしている。
なんとかこのかき氷屋さんのイメージから脱却しないと来年の春まで会社はもたない(^−^i)
気分は複雑。


スタジオの中に新しく本棚が出来た。
文庫本なら1000冊ほど入るが、改めて見て、本棚としては大きくない(持ってる本全然入らないし)。
あと3000冊ほど入る棚を作りたいけどどうやればいいかなあ。



パラ・スター 〈Side 百花〉 (集英社文庫) - 阿部 暁子
パラ・スター 〈Side 百花〉 (集英社文庫) - 阿部 暁子

パラ・スター 〈Side 宝良〉 (集英社文庫) - 阿部 暁子
パラ・スター 〈Side 宝良〉 (集英社文庫) - 阿部 暁子


んな本通常読まないのだけれど、北上次郎氏の書評にホダサレテ。
見るからに小学生高学年以上の夏休み課題図書のような。
車いすテニス選手と車いすを作る親友の青春物語です。
ちょっとウルっと来ます。
しかしオジサンには他に読まなきゃいけない本が目白押しでした。

奇しくも今全仏が行われていますが、パラと通常のものはハッキリ差がありますね。
私もちゃんと見たことがない。
パラの方はクランドスラムと言っても本大会に出場できるのは8人しかいません。
ランキング7位までと予選の一人(だっけ?)。
だから勝てばベスト4。
だからと言ってそこに選ばれる人は凄いのだ。
パラの方では日本人はとても強く、男女ともに上位にいます。
今回はちょっと真剣に見てみたいと思っております。



(80点)






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2020年10月01日

月の真下

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ミチエ〜ルがお月さんを見たいというので急遽琴が浜へ。

毎年イベントが行われているらしいが、今年はコロナで静か。

それでも広い浜にボツボツ。

浜に作られた舞台の上でお団子食べる。




楽園の真下 (文春e-book) - 荻原 浩
楽園の真下 (文春e-book) - 荻原 浩


今まで著者の本は何度も手にし購入もしているが読むのは初めて。

そんな作家が数人いる。

きっかけは自分の好きな評論家北上次郎氏が推薦していたことだが、、、この北上氏時々評論が暴走しネタバレというか

言ってはならないことを口走ったりする。

雑誌だとその部分を読まなければいいのだが、ラジオだったので聴いてしまった。

それは結果決定的な部分で本の面白さが半減する。

本の面白さを伝えたいのはわかるのだが、ストーリーを言わなくても本の面白さを紹介することはできる。

私は評論家ではないので出来ないが、面白い本は面白いと言えばいいだけだ。

ラストの一行の大どんでん返しなどとバカなことをいう人がいるが、それこそやってはならないネタバレである。

で、この本はとても面白い。

最近異常に自殺者が多いという南の島を調べに行くフリーライターの災難。

ハリウッドでB級映画にピッタリの作品でした。

個人的にネタバレじゃなかったら90点以上つけたいのだが、面白さは文句なしの85点。

さすが文章は読ませる。



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2020年09月22日

マーダーズ

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朝イチ設計の西内さんと大工さん、塗装屋さんと打ち合わせ。

賛否両論あれど(ミチエ〜ルと設計士さんは否定的?って賛はオレだけか)スタジオを少し変えていきます。

コロナで今までと違った生活が、あと二三年続くのなら営業形態もこのままではいけません。


4連休の最終日、コロナでもお客さんは来てました。

ありがたいことですが、しかしそろそろかき氷には冬の季節がやってきます。

変って行かないと来年の春までは持たない。



夕方イチジクに追肥。




マーダーズ - 長浦京
マーダーズ - 長浦京


デビュー作『赤刃』で圧倒された長浦京の3作目。

殺人者しか出てこないミステリー。

この特異な設定で読ませます。

難を言えば少し話に厚みが欲しい。

特に後半。


それでも80点。










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2020年09月21日

シャイニングからドクタースリープへ

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昨夜久しぶりに寝室で寝転がっていると(最近一年に10日くらい)WOWWOWでクーブリックの『シャイニング』をやっていた。

ラスト30分ぐらいから見だして、今見てもニコルスンの狂った演技は凄い!

そしてダンの母親の存在だけで恐怖(よくあんな女優を抜擢したものだ)、で感心しながらの

そのまま続いて『ドクタースリープ』この見方で新たな発見。

『ドクタースリープ』良く作った映画だわ。

原作を読んでると感じます、とてもよく出来た脚本、演出、キャスト。

違和感ありません。

これで見るの3回目だったけど評価は上がりました。

80点から88点に。

難点は一つだけ、流石に150分は長い。

ラストでいつものように気を失ってしまいました(^−^)体調を整えてからでないと通してみれません。

などと書きながらNETFLIX版をVGMにしていますが、夕べ見逃していた点が早くも見つかりました。

前半15分も寝てたのね・・・

今後この監督マイク・フラナガンにも注目です。


そういや『砂の惑星デューン』がリメイクされたらしい。

来年の大注目です。

そういや、これも『シャイニング』と同様に当時駄作と言われた作品でした。





鷹の王 (講談社文庫) - C.J.ボックス, 野口百合子
鷹の王 (講談社文庫) - C.J.ボックス, 野口百合子



ジョー・ピケットシリーズでの番外編ですが、一番面白かった作品かもしれません。

主役は謎の男ネイトです。

(88点)




そうそう朝から敬老会の準備。

今年はコロナのため、宴会は中止。

よって弁当にお饅頭、ビールと個人記念撮影をセットを組んで。

例年だと集合写真なのだ。

もろもろの準備が今年自治会長の私の役目。

めんどくさいのだ(^−^)


でもこの個人撮影、なかなか楽しかった。

じいちゃん、ばあちゃんも「あたしは、写真は〜」と言いながら嬉しそうだった。
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2020年09月20日

わが母なるロージー

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少し腰が痛い(折れてるから当たり前っちゃ、しょうがないが)どうも悪くなってる。

ここ数日ちゃんとコルセットしてなかったからかもしれない。

駐車場係で立ち続けることは中々つらい。

しかしこのまま冬になってコロナが増えてしまったら(東京はもう増えていってるけど)どうなるだろう。

来年の春まではウェディング業界は持たないとこが出てくるに違いない。




わが母なるロージー (文春文庫) - Lemaitre,Pierre, ルメートル,ピエール, 明美, 橘
わが母なるロージー (文春文庫) - Lemaitre,Pierre, ルメートル,ピエール, 明美, 橘



『その女アレックス』で日本鮮烈デビューしたルメトールのヴェルーヴェン警部番外編。
やはり面白い。
無駄をそぎ落とした展開なのに、それで必要十分。
何年か前にばあちゃんに読ませた『天国でまた会おう』とても面白いと言っていたはず。
確かこの作家買って読んでないものが数冊ある。
探さねば。

(80点)




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2020年09月16日

沈黙の森

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新しくなったさめうら荘に新しいスタッフK太と泊まる。

前夜食べ過ぎて今日一日お腹いっぱい。

桂月を飲み、もちろん途中で買った日本一のどぶろく輝も、満足。

よって胃腸薬飲んでも元にもどらない。


朝、湖畔にてりすに出合う。

豊かな自然を感じる。


ダムの中に立ち撮影も。


午前中は土佐町ものがたりの石川さん鳥山さんを訪ねる。

とても良い話を聴けた。
 
手作りTシャツも購入。


新しい出会いがあり、とても濃い2日間だった。




沈黙の森 狩猟区管理官シリーズ (講談社文庫) - C.J.ボックス, 野口百合子
沈黙の森 狩猟区管理官シリーズ (講談社文庫) - C.J.ボックス, 野口百合子


狩猟区管理官ジョー・ピケットのシリーズ第一巻。

他のものを読もうと思ってもちょっと抜け出せなかったが、これでひと段落。

この作家の本がいいのは、ラストがスッキリ上手く収まるからだね。

これはハッピーエンドになるという意味ではない。

ラストの納め方がうまいのだ。

安心の80点。







posted by tadakov at 22:24| 高知 ☔| Comment(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月06日

半年ぶりのウェディング

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凄い台風が接近と煽られながら朝は青空。

台風慣れしている身にとっては、どうってことない。

コロナが始まって初めてのウエディング撮影だった。

それでも撮影は挙式のみ。

マスクをしながら。




幻綺行 完全版 (竹書房文庫) - 三蔵, 日下, 順彌, 横田
幻綺行 完全版 (竹書房文庫) - 三蔵, 日下, 順彌, 横田


『幻綺行 完全版』故横田順彌の明治探検傑作SF。
横田の作品は40年ぶりくらい。
とても楽しく読んだ。
思わず他の明治ものを買ってしまうほど。
実は編者が日下三蔵なのだ。
ここ数年日下三蔵はとってもいい仕事している。
日下が編んだものは、基本すぐ読まずとも買いなのだ(買っておかないと廃版なることあり)。
(80点)




posted by tadakov at 17:01| 高知 ☁| Comment(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月05日

怖い間取り

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アップしわすれていたものひとつ。

原作が嫌いじゃなかったので見に行った映画『怖い間取り』。

ひさしぶりに見るのを後悔した映画。

まずは主人公がジャニーズか?これが酷い。

そして内容そのものもヒドイ。

金返せと叫びたくなる。


(35点)



事故物件怪談 恐い間取り2 - タニシ, 松原
事故物件怪談 恐い間取り2 - タニシ, 松原



第一作が少し面白かったので購入。

どうもちゃんとネタがないのに映画に併せて作ってしまったのか?

それでも映像ではなく文章なのでまだいける。

そもそも原作が大したことない話。

私は実話かどうかなんて関係ない、怖い話が読みたいのだ。


(60点)







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2020年09月03日

狼の領域

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久しぶりに写真展、かつて自分も参加していたグループ展「11eyes」に顔を出す。

みんな歳をとったが、頑張って写真をやっている。

夜は冬に鍋屋をやろうとしている友人のところへ。

腹の状態は、やっと下痢が止まった・・・(^−^)






狼の領域 (講談社文庫) - シー.ジェイ・ボックス, 野口 百合子
狼の領域 (講談社文庫) - シー.ジェイ・ボックス, 野口 百合子




いやあ勢いでまたもやジョー・ピケット シリーズ。

ちょっと嵌った。

まるで荒野の決闘だ。

ラストがいい。

最近長い話ばかり読んでいたのでこんなストレートなのは久しぶり。

無駄がない。


とりあえず最新作よりこちらの方が上である。


思わず第一作を注文した。


(88点)

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2020年09月02日

人生の落後者

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月に一回しか飲んではいけない薬を飲んだとたん、腹痛下痢発熱。

3日目である。

手にケガをしているホワ吉と一緒に医者に行く。





死んだレモン (創元推理文庫) - フィン・ベル, 安達 眞弓
死んだレモン (創元推理文庫) - フィン・ベル, 安達 眞弓



腰の痛みよりも腹の痛みで何もできず本を読む。

具合の悪い時にしか集中して本は読めない。

久しぶりに一日で読んでしまった。

フィン・ベルのデビュー作。

舞台がニュージーランドだというところも新鮮。

登場人物もくっきりしていて1ページ目から最後までエキサイティング。

年末のベスト10にエントリーされるだろう。


(88点)






posted by tadakov at 23:31| 高知 ☔| Comment(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月30日

ミスディレクション

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脳みそは急速に皺が無くなっており、物忘れは驀進中!

もうとっくに諦めていた公会堂の鍵が出てくる。

考えられる所は全て探して一か月半・・・そもそも前日夕方使って翌日夕方見たら消えていた。

大雨警報の夜だったから鍵を持ってウロウロすることは無かったし(そもそも地区の大事な鍵だから使ったら元に返すだけ)

最近物を無くしたら、まず探さないで考えるという方法に変えてる(探すと見つからない)

そもそも無くしようがないのだ。

最後には誰かに盗まれたと思ったり(こんなことを考え出すと痴呆は近い)。


結果一月半後に洗濯しようとした短パンのポケットから出てきた。

もちろん最初に何度も探した場所からである。

大雨が続く時だったので普段履かない短パンをその夜だけ履いていたのだ。

もちろんそこも一番先に探している。

前の日に履いたなんて思ってなかった。


思うに世の中に不思議なことはない、不思議なことほど、一番シンプルなことを選択枝から外してしまうからだろう。

思い違いである。


とりあえず本当に無くすほどバカにはなっていなかったらしい。

いやこっちの方がよっぽどバカか?






発火点 (創元推理文庫) - C・J・ボックス, 野口 百合子
発火点 (創元推理文庫) - C・J・ボックス, 野口 百合子


何年も前から気になっていた(一二冊は購入しているが読んでいなかった)作者の本。

最新刊を手に入れて読む。

申し訳ないが今までは装丁がひどかったのと出版社が講談社だったからというのもある。

今まで何度講談社の惹句に騙されたか、講談社、小学館のミステリーは基本は評価を信じない。

もちろん装丁も重要である。

残念ながら講談社文庫にはセンスがない。

かつて読んでいた新潮文庫の海外ミステリも読まなくなって久しい。

20年近く読んでない気がする。

レベルが落ちたのだろう。


それはそれとして、これは面白かった。

冒険小説的な単純な流れの中にもしっかりミステリーの要素も含まれている。

私のように頭の中空っぽで読む読者には十分である。


三流役者を並べずに是非映画化してもらいたい。


(82点)








posted by tadakov at 00:00| 高知 ☁| Comment(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月18日

ハリー・クバート事件

0807へり.jpg


今朝空を見上げると青空の中に鱗雲。

今年の夏も終わった。

それでも例年より期間は長かったような気がする。

写真は7日例年のヘリコプターによる稲の消毒。






ハリー・クバート事件 上 (創元推理文庫) - ジョエル・ディケール, 橘 明美
ハリー・クバート事件 上 (創元推理文庫) - ジョエル・ディケール, 橘 明美



幻の少女15歳ノラの造形が素晴らしい。
そしてそれに翻弄される人々。
久しぶりに面白い物語を堪能する。
こんな本が既刊されていたとは、アマゾンの書評を見てもほっこりしない。
それでも2015年版の各社のミステリーBEST10を見てみると軒並み下位に名前が出てくる。
何故?
良く見てみるとその年は「その女アレックス」(ルメトール)が上位を席捲しているのだ。
ケイト・モートンの「秘密」もある(当時買ったまままだ読んでない)。
「ゴーストマン時限紙幣」もありフリードマンの「もう年はとれない」もある。面白かったが、こちらの方が上である。
とにかく派手な話題作が目白押しの年だったということが分かる。
私はbest10で買っているのは半分。
読んでいるのは2冊だけ(^−^i)
今考えるとダントツ1位だった「その女アレックス」よりもこちらがいい。
う〜ん、他にもけっこう面白い本、読み逃しているのかもしれない。
(88点)


posted by tadakov at 16:27| 高知 | Comment(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする