2020年09月16日

沈黙の森

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新しくなったさめうら荘に新しいスタッフK太と泊まる。

前夜食べ過ぎて今日一日お腹いっぱい。

桂月を飲み、もちろん途中で買った日本一のどぶろく輝も、満足。

よって胃腸薬飲んでも元にもどらない。


朝、湖畔にてりすに出合う。

豊かな自然を感じる。


ダムの中に立ち撮影も。


午前中は土佐町ものがたりの石川さん鳥山さんを訪ねる。

とても良い話を聴けた。
 
手作りTシャツも購入。


新しい出会いがあり、とても濃い2日間だった。




沈黙の森 狩猟区管理官シリーズ (講談社文庫) - C.J.ボックス, 野口百合子
沈黙の森 狩猟区管理官シリーズ (講談社文庫) - C.J.ボックス, 野口百合子


狩猟区管理官ジョー・ピケットのシリーズ第一巻。

他のものを読もうと思ってもちょっと抜け出せなかったが、これでひと段落。

この作家の本がいいのは、ラストがスッキリ上手く収まるからだね。

これはハッピーエンドになるという意味ではない。

ラストの納め方がうまいのだ。

安心の80点。







posted by tadakov at 22:24| 高知 ☔| Comment(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月06日

半年ぶりのウェディング

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凄い台風が接近と煽られながら朝は青空。

台風慣れしている身にとっては、どうってことない。

コロナが始まって初めてのウエディング撮影だった。

それでも撮影は挙式のみ。

マスクをしながら。




幻綺行 完全版 (竹書房文庫) - 三蔵, 日下, 順彌, 横田
幻綺行 完全版 (竹書房文庫) - 三蔵, 日下, 順彌, 横田


『幻綺行 完全版』故横田順彌の明治探検傑作SF。
横田の作品は40年ぶりくらい。
とても楽しく読んだ。
思わず他の明治ものを買ってしまうほど。
実は編者が日下三蔵なのだ。
ここ数年日下三蔵はとってもいい仕事している。
日下が編んだものは、基本すぐ読まずとも買いなのだ(買っておかないと廃版なることあり)。
(80点)




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2020年09月05日

怖い間取り

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アップしわすれていたものひとつ。

原作が嫌いじゃなかったので見に行った映画『怖い間取り』。

ひさしぶりに見るのを後悔した映画。

まずは主人公がジャニーズか?これが酷い。

そして内容そのものもヒドイ。

金返せと叫びたくなる。


(35点)



事故物件怪談 恐い間取り2 - タニシ, 松原
事故物件怪談 恐い間取り2 - タニシ, 松原



第一作が少し面白かったので購入。

どうもちゃんとネタがないのに映画に併せて作ってしまったのか?

それでも映像ではなく文章なのでまだいける。

そもそも原作が大したことない話。

私は実話かどうかなんて関係ない、怖い話が読みたいのだ。


(60点)







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2020年09月03日

狼の領域

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久しぶりに写真展、かつて自分も参加していたグループ展「11eyes」に顔を出す。

みんな歳をとったが、頑張って写真をやっている。

夜は冬に鍋屋をやろうとしている友人のところへ。

腹の状態は、やっと下痢が止まった・・・(^−^)






狼の領域 (講談社文庫) - シー.ジェイ・ボックス, 野口 百合子
狼の領域 (講談社文庫) - シー.ジェイ・ボックス, 野口 百合子




いやあ勢いでまたもやジョー・ピケット シリーズ。

ちょっと嵌った。

まるで荒野の決闘だ。

ラストがいい。

最近長い話ばかり読んでいたのでこんなストレートなのは久しぶり。

無駄がない。


とりあえず最新作よりこちらの方が上である。


思わず第一作を注文した。


(88点)

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2020年09月02日

人生の落後者

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月に一回しか飲んではいけない薬を飲んだとたん、腹痛下痢発熱。

3日目である。

手にケガをしているホワ吉と一緒に医者に行く。





死んだレモン (創元推理文庫) - フィン・ベル, 安達 眞弓
死んだレモン (創元推理文庫) - フィン・ベル, 安達 眞弓



腰の痛みよりも腹の痛みで何もできず本を読む。

具合の悪い時にしか集中して本は読めない。

久しぶりに一日で読んでしまった。

フィン・ベルのデビュー作。

舞台がニュージーランドだというところも新鮮。

登場人物もくっきりしていて1ページ目から最後までエキサイティング。

年末のベスト10にエントリーされるだろう。


(88点)






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2020年08月30日

ミスディレクション

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脳みそは急速に皺が無くなっており、物忘れは驀進中!

もうとっくに諦めていた公会堂の鍵が出てくる。

考えられる所は全て探して一か月半・・・そもそも前日夕方使って翌日夕方見たら消えていた。

大雨警報の夜だったから鍵を持ってウロウロすることは無かったし(そもそも地区の大事な鍵だから使ったら元に返すだけ)

最近物を無くしたら、まず探さないで考えるという方法に変えてる(探すと見つからない)

そもそも無くしようがないのだ。

最後には誰かに盗まれたと思ったり(こんなことを考え出すと痴呆は近い)。


結果一月半後に洗濯しようとした短パンのポケットから出てきた。

もちろん最初に何度も探した場所からである。

大雨が続く時だったので普段履かない短パンをその夜だけ履いていたのだ。

もちろんそこも一番先に探している。

前の日に履いたなんて思ってなかった。


思うに世の中に不思議なことはない、不思議なことほど、一番シンプルなことを選択枝から外してしまうからだろう。

思い違いである。


とりあえず本当に無くすほどバカにはなっていなかったらしい。

いやこっちの方がよっぽどバカか?






発火点 (創元推理文庫) - C・J・ボックス, 野口 百合子
発火点 (創元推理文庫) - C・J・ボックス, 野口 百合子


何年も前から気になっていた(一二冊は購入しているが読んでいなかった)作者の本。

最新刊を手に入れて読む。

申し訳ないが今までは装丁がひどかったのと出版社が講談社だったからというのもある。

今まで何度講談社の惹句に騙されたか、講談社、小学館のミステリーは基本は評価を信じない。

もちろん装丁も重要である。

残念ながら講談社文庫にはセンスがない。

かつて読んでいた新潮文庫の海外ミステリも読まなくなって久しい。

20年近く読んでない気がする。

レベルが落ちたのだろう。


それはそれとして、これは面白かった。

冒険小説的な単純な流れの中にもしっかりミステリーの要素も含まれている。

私のように頭の中空っぽで読む読者には十分である。


三流役者を並べずに是非映画化してもらいたい。


(82点)








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2020年08月18日

ハリー・クバート事件

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今朝空を見上げると青空の中に鱗雲。

今年の夏も終わった。

それでも例年より期間は長かったような気がする。

写真は7日例年のヘリコプターによる稲の消毒。






ハリー・クバート事件 上 (創元推理文庫) - ジョエル・ディケール, 橘 明美
ハリー・クバート事件 上 (創元推理文庫) - ジョエル・ディケール, 橘 明美



幻の少女15歳ノラの造形が素晴らしい。
そしてそれに翻弄される人々。
久しぶりに面白い物語を堪能する。
こんな本が既刊されていたとは、アマゾンの書評を見てもほっこりしない。
それでも2015年版の各社のミステリーBEST10を見てみると軒並み下位に名前が出てくる。
何故?
良く見てみるとその年は「その女アレックス」(ルメトール)が上位を席捲しているのだ。
ケイト・モートンの「秘密」もある(当時買ったまままだ読んでない)。
「ゴーストマン時限紙幣」もありフリードマンの「もう年はとれない」もある。面白かったが、こちらの方が上である。
とにかく派手な話題作が目白押しの年だったということが分かる。
私はbest10で買っているのは半分。
読んでいるのは2冊だけ(^−^i)
今考えるとダントツ1位だった「その女アレックス」よりもこちらがいい。
う〜ん、他にもけっこう面白い本、読み逃しているのかもしれない。
(88点)


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2020年07月31日

ニッポン怪談

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もう今の日本自体が怪談だ。


そこに無い家に呼ばれる - 三津田信三
そこに無い家に呼ばれる - 三津田信三


『そこに無い家に呼ばれる』三津田信三(中央公論新社)

『どこの家にも怖いものはいる』『わざと忌み家を建てて棲む』に続く三作目。
家の中に幽霊が出る、じゃなくて家そのものが、幽霊。
霊感というものは全くないが、数年前に撮影で言った山の中、何の変哲もない小屋がとても嫌な気持ちになったことがあった。
どこが怖いのか確かめようと中を見たのだが、分からない(中は空っぽ)。
とにかくとても嫌な気持ちになり、何度も後ろを振り返りながらその場を離れたことがある。
ふつう気になる小屋があれば写真に撮るが撮らなかった。
それを思い出す。
前2作にくらべると少し弱い。
(70点)
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2020年04月21日

本『新型コロナ・・・真実』の真実

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夕方ミチエ〜ルと散歩するのが、日課になりつつある。

カメラを持って1時間ほど歩く。

今日はついでに毎年お茶を栽培してくれる方のところに伺う。






『新型コロナウイルスの真実』岩田健太郎 ベスト新書

コロナウイルスのことは、平易な文章で書いてありよく理解できた。
個人がとりうる対策も納得。
ダイヤモンド・プリンセスで起こったことも良く分かった。
ただ日本政府の対策についてのところは、少し感え方が少し違った。
というより、少し気をつけなければいけないのは、この本は3月中旬以前に(おそらく3月初旬までに)書かれている。
後書きも3月23日だ。
3月24日にオリンピックの延期が表明され、感染者の数が全く異なって来ている。
東京がそれまで検査を抑えていたことは明白であり、爆発的に増えている現在でも検査を抑えていること。
岩田氏はまだ情報不足だったようだ。
また今の厚生省のデータを鵜呑みにしているところがる(矛盾を読み込んでいない)。
政治的なことに関心が高くなく、そのせいで現状分析が浅くなっている。
そして今はコロナそのものも大変であるが、それによる(ちゃんと対策をとらないことによる)経済的損失も無視出来なくなってきている。
悪夢は始まったばかりでこれからそれが現実になるのかもしれない。
                              
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2020年04月20日

ヴァイラスの真実

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世界中で今まで見たことのない夢を見る人が増えていると言われているが、ご多分にもれず

自分も毎日新しい悪夢が見ることができている(^−^i)


むか〜し昔、自分が高知県展に出品し、初めて賞をいただいた作品が『終わりの始まり』というタイトルで、

意味が分からんと多くの人に言われました。

今だったら「そういう今だったのか⁉」と理解されるかも。



新型コロナウイルスの真実 (ベスト新書) - 岩田 健太郎
新型コロナウイルスの真実 (ベスト新書) - 岩田 健太郎


基本的コロナのお勉強です。











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2017年09月18日

夏の出来事

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「狡知にたけたネコ型生命ケアル・・」そこで少し笑ってしまうのだが、ふと「オールタイム・ベスト級の傑作宇宙SF」という惹句にひかれて手にする。
名作傑作という言葉に弱いのだ。
だからむやみにそんなことを言ってもらっては困る。
そんな傑作だったのなら若いころ読んでいてもおかしくなかったのだが、1964年刊のA.E.ヴァン・ヴォークトの『宇宙船ビーグル号の冒険』
もちろん私が当時中学生のころなら(1970年代か)楽しく読めたかもしれないが、今となっては難しい。
50ページで止める。
オールタイム・ベスト級ではない。

最近つくづく思うのだが、よいものは時代を超える。
その時代だけに輝きを放つものは単なる流行である。
それが悪いとということではない。
そういう事なのだ。

時代を超えるものってそうそうはない。

レコードクラブで委員長が持ってきたLP、ビートルズの『ラバーソウル』を聴きぶっ飛ぶ。
改めてビートルズの凄さを知ることになる。
今だから余計に感じることがある。
ジャケット写真の良さ。
モノラル録音の素晴らしさ。
ステレオの方がいいと思い込んでいた私には目から鱗。
もちろん楽曲の素晴らしさ、曲順。
A面B面。
まさに名曲、傑作アルバム、名盤である。
さっそく同じものを購入聴いている。

これが1965年にはつばい発表されたもの。

まったく古くはない。

むしろ輝きは増していると言っていい。

わたしは子供のころ、ロックを聴きながら自分も大人になったら演歌やジャズが好きになるのだろうか?と思っていた。
そうじゃないんだね。
演歌が好きな人は最初から好きなのだ。
わたしは未だに演歌や「日本人が好きなジャズ」が好きにはなれない。

話はそれたがオールタイムベスト級というのは、そういう時に使う言葉である。

『この世の春 上下』宮部みゆき
期待はずれ。
なんというか物語が平板。
作者ならもっとうまく出来るだろうに、と思うのだが。
新潮社の売り方にも問題あり。
装丁もだめ。
(60点)

『フロスト始末 上下』R.D.ウィングフィールド
この本の出版を何年待っていたことだろう。
著者は2007年この本が出版される前に亡くなっている。
だからもうこの作者のフロストシリーズは読むことができない。
ただ遺族の許可を得てジェームス・ヘンリーという作家が、シリーズを再開したという朗報もある。
シリーズ全編無類の傑作。
笑いし、涙し、少し寂しく、哀しい。
また時間があれば読み直すことにしよう。
(あえて100点、点が付けられないのだ!)


この夏何をしたのか思い出せないくらい忙しかった。

一反の畑を鍬一本で耕し、その他の事情で両腕を壊しカメラを持つのも苦しい。
左足中指は床の箱にぶつけヒビが入る。
放置しているがそろそろ治るはずである。
靴を履くとまだ痛みが・・・ヒビが入ってからは3度革靴を履いただけ。
あとは全てスリッパ。
8月お盆過ぎについに大型プリンターを導入。
A0でスタジオに写真を飾ると自分の写真が見えてくる。
8月下旬にTV局の突撃取材があり、9月に入ってもカフェは忙しい。
でもこの台風の後は落ち着いてくるんじゃないだろうか。

あと何があったんだろう?

そうそうHanakoというそれなりに名前の知られた雑誌の表紙にかき氷の写真が載る。
娘が見つけ「これウチの器じゃない?」と怒る。
そこに載った器は紛れもなく私の器だ。
正確にいうと、私とミチエ〜ルが高知在住の作家さんに頼んで制作してもらったラフディップオリジナルのかき氷用の器なのだ。
もちろん載っているのは、他のかき氷屋さんのオリジナルの器としてなのだ。
その新参もののかき氷屋は、そうそうたるかき氷さんと並び、主役で特集されている。
ちょっとおかしいんじゃないの?って話だが、まあいい。
事情はここに書くと長い話になるので割愛。

ウチはすでに県内では、かき氷屋と認知されてしまったけど、そうじゃない。
ラフディップは写真スタジオでそこに併設されているカフェのかき氷が少し有名になったというだけである。
あくまで、かき氷屋さんではない。

写真もかき氷も作るならオリジナルなものを目指しているだけである。


夏は過ぎてまた新しい季節がやってくる。

カフェの方も客層が代わり、ゆっくりしたいお客さんが帰ってくる。
本来のカフェに戻ってくる。
ところがミチエ〜ルは次々に新しいかき氷のアイディアが浮かんでくるようになったらしい。
オリジナル限定かき氷が順番待ちである。
その中には究極の(私が今まで食べ歩いた中で一番美味しいってだけですが)お茶かき氷が入ってます。

ますますかき氷屋専門店と思われるラフディップ、ではある・・・(^−^i)

posted by tadakov at 04:17| 高知 ☔| Comment(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月14日

逆襲の地平線

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友人の父の訃報とミチエ〜ルのちょっといい話、どちらも驚くことが同時に入ってくる。

この間あったときには、笑い話のようなとこ言ってたのに突然である。



逆襲の地平線 (中公文庫) -
逆襲の地平線 (中公文庫) -


『逆襲の地平線』逢坂剛 中公文庫
2008年に出されていた新潮文庫版よりこちらのほうが、装丁がいい。
絵がいいのだ。
また前巻の『アリゾナ無宿』より少ないが、中に挿絵が入っているのもいい。
アリゾナよりも少し登場人物が増えて次も楽しみなのだ。
逢坂の作品は外国を舞台にしたもののほうが面白い。

(82点)


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2017年03月12日

アリゾナ無宿

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明日の卒業式撮影の段取り。

中学校を見に行く。


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学校も明日の準備中。

ヒナ段の数をそれぞれ拾い車に乗せる。

撮影スタッフが2人だけとなりなかなか大変である。



アリゾナ無宿 (中公文庫) -
アリゾナ無宿 (中公文庫) -


『アリゾナ無宿』 逢坂剛 中公文庫
ミチエ〜ルに頼まれて買い出しに行った先サニーマートにある本屋さんにふらっとよったら発見する。
なんか昔に読んだような気がしたのだが、内容は思い出せず。
ただ同時に並んでいた『逆襲の地平線』が未読なのは確かである。
そして近く刊行されるという『果てしなき追跡』う〜む読まずにいられない。
まあそれとカーバー絵がなかなかいい。
賞金稼ぎ、ガンマン、サムライ、16才の少女のトリオの物語とくれば、おなじみの色物のようなウエスタン。
その設定だけでニヤついてしまう。
ウエスタンといえば昔読んだトニイ・ヒラーマンの西部もの、近年といっても10年近く前に読んだスティーブ・ホッケンハイムの『荒野のホームズ』以来である。というかそれしか、思い出せない。
両方とも取っ掛かり我慢が必要だが、面白かったことは記憶にしている。
ちなみに2作目の『荒野のホームズ、西へ行く』は何度も途中まで読んでは挫説。
確か3作目も出ると言っていたのにハヤカワポケミスのほうも前作が売れなかったせいか止まっている。
『荒野のホームズ』は推理好きの兄貴と弟のやじきた道中記でした。
さてこちら『アリゾナ無宿』の方は、最初ガマンしなくても、いきなりアクションから入ります。
なんも心配いらない安心の娯楽作。
TVの時代劇のようなものです。
なんか気ぜわしい今日この頃、インナートリップにはもってこいの作品です。
楽しめました。
(80点)


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2017年03月08日

天狗さんとウサギさんとじいじ

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香川から友人家族が来てくれても

途中撮影が入ったり

お通夜に行かなくてはならなかったりで

落ち着いて話もできなかった。



世界の夢の本屋さんに聞いた素敵な話 -
世界の夢の本屋さんに聞いた素敵な話 -


『世界の夢の本屋さんに聞いた素敵な話』ボブ・エクスタイン
数年前から世界の本屋さんに関する書籍が、出ている。
それも美しい写真で。
値段もすばらしいのでなかなか買えない。
そこにこの本を見つけた。
写真には一家言あったりするのだが、イラストはもう見れば。
このイラストが素晴らしい。
特に夜のイラスト。
もうこれを見るだけで幸せな気分に浸れる。
この本には世界の書店と一緒に日本の神保町の古本屋も出ている。
残念ながらそれは特定の本屋さんではない(少なくとも本屋の名まえは出てない)が、今度上京したおりには久しぶりに覗いてみたいと思わせるのである。
本も好きだが、本屋さんも大好きなのだ。
フランスに行った時も一軒だけ本屋さんを見つけ入った。
そこは本屋というより雑誌中心の小さな店だったけど・・・それでもなんか楽しかった。
幸い地元には山の上に素敵な本屋うずまき舎がある。
幸せなことだ。
(95点)


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2017年03月07日

突変世界

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朝一スタジオでWEB用のポートレート撮影。


午後歯医者に行く。


腫れは治まったが、今回なかなか痛かった。




『突変世界 異境の水都』盛岡浩之 徳間文庫

前作『突変』が面白かったので手にする。
しかしなかなか読み進まない。
途中他の本を読んでいたのだが、やはり予感はあたる。
異世界に転移した人々の群像劇になっているのだが、物足りない。
登場人物どれも書ききれていない。
なんとか惰性で読み終る。
(65点)
点は甘すぎか?







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2017年02月26日

セル

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お見合い写真と披露宴を撮影して昨日見た『ララランド』の口直しに『CELL』を見に行こうと
思っていたのだが、次の日が前撮りだということもあり断念。

まあそれより『ララランド』の口直しには無理じゃないかと思ったわけだ。

言いわけするのではないが、どうして原作を読んでなかったのか、また記憶になかったのかというとキングに幻滅していた時期だったらしい。
そもそも私はキングのフリークではない。
単に面白い本が読みたいだけなのだ。

そういう点でいうとキングには、駄作と傑作の差が激しい。
というか、7割は駄作である。

2割5分が普通。

そして残りがいいものである。

そんな作家もめずらしい。
普通大作家ともなれば、それなりの水準の作品を出すわけだ。
キングは違う。
『グリーンマイル』や『刑務所の中のリタ・ヘイワース』『ゴールデンボーイ』も書けば、その他目も当てられない作品もごろごろ。
最近でも『シャイニング』の続編『ドクター・スリープ』にはがっかりし、ミステリに挑んでエドガーを貰ったという『ミスター・メルセデス』もミステリとしては大したことない、むしろ凡作。


セル〈上〉 (新潮文庫) -
セル〈上〉 (新潮文庫) -
セル 下巻 (新潮文庫 キ 3-57) -
セル 下巻 (新潮文庫 キ 3-57) -


で、『セル』新潮文庫。
ヒットしなかったのもうなづける。
これをどううまく映画化してもヒットは難しい。
ちなみにキングの作品で高評価された映画は3本ばかりでその他の映画は『シャイニング』をはじめ駄作とされている。
ちなみにキューブリックの『シャイニング』は、あまりに酷いとキング自身がリメイクしている。
リメイク版はストーリーは原作に忠実だが、俳優陣、映像はB級である。

またキングはよく他の作家の小説も読み。
オススメ印を出しているが、これもけっこう眉唾である。
わたしはある時から帯にキングの献辞を引用している小説は読まないことにしている。

ああで、『セル』の話。
時間に余裕のない方、読む必要なし。
キングの著作にこれが含まれていると認識していなくてもいいような作品です。
(45点)

ちなみになんで映画『セル』が記憶になかったかというと、昨年米国でもまったくヒットしなかったからですな。
『ララランド』は昨日最終の回なのにお客さんが、けっこういて驚きました。
もちろんこれも駄作(と言ってしまおう)。
これをいいという人は、普段映画を見ない人か、ミュージカルならなんでもいいという人たちでしょう。
話は脱線するが、なんで今さら『セル』を公開したのだろう。
私のような記憶力のないバカにまた新潮文庫を読ませるためだったのでしょうか?
ほんらいならビデオ直行のやつじゃないでしょうか?
見てないんだけど・・・

最近ホントにいい映画がかからない。
オモシロいやつが、ないわけではないのに。
シネコンのせいでしょうか、どこも同じものばかり。
偏ってる。

たまに東京に行ったときも同じなのだ(ホテルのヨコにあるシネコンに入るのだから同じわけだ)。

昔はもっといろんなものが上映されていた気がする。


なんかおかしい・・・この国は

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2017年02月22日

ゴールデン ゴールド

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第一幼稚園に残りの個人写真を撮影に。


新しい道ができている。


撮影の帰りにロイヤルニボシコーヒーに。


美味しいコーヒーを飲みながらしばし読書。




最近というかもう何年もマンガ雑誌を手に取ることがないので知らなかった。
堀尾省太の新刊が出ていた。
もう2巻目。
『ゴールデン ゴールド』講談社
いやあ、面白い。
決して絵は上手くないのだが、独特の世界。
話がどうなっていくの分からない。
次が待ち遠しい。

(90点)





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2017年01月28日

狂気の山脈の上から

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田辺剛の『狂気の山脈にて2』が届く。



狂気の山脈にて 2 ラヴクラフト傑作集【電子特典付き】<ラヴクラフト傑作集> (ビームコミックス) -
狂気の山脈にて 2 ラヴクラフト傑作集【電子特典付き】<ラヴクラフト傑作集> (ビームコミックス) -



薄い。

あと40Pほどほしいところだが、何はともあれ読めて幸せ。

ラヴクラフトの小説がどんな絵になって甦るか?

楽しみでたまらない。


原作を読んでいてなお面白い。

物語は異常な緊張感で進んでいくのだ。



次号を首を長くして待つしかない。

すでに傑作。



++++++++++++++++++



おなじような緊張感のある話を続けて読んでいくと
どっかで気を抜かなきゃやってられない。
ここらでなんか違うものをとふらふら、してると一月くらいあっという間に過ぎるのだ。

読みかけの

『あなたの人生の物語』テッド・チャン
『はだかの太陽(新訳版)』アイザック・アシモフ
『火星年代記(新版)』ブラッドベリ
『スキャナーに生きがいはない』コードウェイナー・スミス
『宇宙飛行士ピクルス物語』レム
『20億の針』クレメント

を手にしてぐるぐる。

どんだけ読みかけなんだ!

次にすぐに入れないところが、苦しい。


ちなみに名作と誉の高い『あなたの人生の物語』はSF映画『アライヴァル』(いやあ、なんかタイトル変わってた気がするのだが・・・)となって今年公開予定です。





わたしはこの物語、落ち着いて読むことができずに、ピンと来ませんでした。
他の作品ももうひとつ好みではないかもしれません。
というか毎日なんかに追われていると刺激のある物語じゃないと届いてこない。

だから読みかけで終っているんだなあ。



一週間ばかり休みをとって南の島で読めば・・・そんなこと一生ありません。


『突変世界』は車の中に置き忘れて

結果今は『スローターハウス5』カート・ヴォネガット・ジュニアのこころだ。


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2017年01月27日

突然ですが・・・

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歯の調子が悪い。
先生によると体調が悪いと歯茎の腫れも・・・というが、もはやどっちがニワトリで卵かわからない。
順調に完全無欠の不摂生な生活を送っていることで、両方ともよくならないことは確か。
困ったもんだ。

歯医者に仲良く夫婦で通って帰りに初めてのカフェによって朝昼兼用のランチ。

最近時間があればついでにカフェ探訪してます。
日ごろ自分とこだけを見ていては、なかなか至らないとこ、いいとこを見逃してしまうのだ。
人のふり見て我がふり直せということです。

余りに私らが怪しかったのか、帰り際ミチエ〜ルはお店の人に「飲食関係の人ですか?」問われたそう。
思わずたじろぐミチエ〜ル。
私たちは偵察にいったのではなく、お勉強で回ってるだけですき!!
会話の内容はうちの店のことですから、悪口言ってたわけではありません(誰に言いわけしてるのか)。

ウチのカフェに帰ってみれば、ソファ席を陣取ってオシゴトされてるお客様。
途中でノートPCのバッテリーがなくなったと言って線をつないで5時間・・・うちで打ち合わせに、読書、そのほか友達と井戸端会議、大いにお使いいただいて構いませんが、物事には限度というものがあります。
このことは居心地最高のカフェだったと解釈させていただいて忘れましょう。


最近本を買うときは、なるべく解説や批評、紹介文を読まないことにしてます。
その代わり新刊紹介本やベストテン本は大好きで買います。
要はどんな本が紹介されているかが大事で、紹介されている本の中身は知らないようにします。
だからそんな本は、斜め読みっていうか、飛ばし読みですね。
特にあらすじに触れる部分は、読みません。
そうやって本を選んでいくととっても面白いです。

問題はそうやって読みたい本と読める本の差が10倍くらいあるっていうのが悩みのタネ。
でも人生短し、読めるうちに読むのだ!

ということで久しぶりに本屋に行って見つけた本。
最近は8割方ネットで新刊や古本を購入なのだ。
だって圧倒的に本屋さんにない、というか楽しい本屋さんがないのだ。
問題は書店員さんなんだろうね。
あ、言うまい言うまい。

話は戻りますが、そんな本屋さんでも「え、こんな本あったけ!?」っていう本に出合うことがあります。
『突変』盛岡浩之(徳間文庫)
第36回日本SF大賞受賞作だったんですねえ。まったく知りませんでした。
読んでたかもしれないけど、忘れてました。


突変 (徳間文庫) -
突変 (徳間文庫) -


Amazonで評価を見てたら絶対にポチッとしなかった作品。

本屋で手に取ったから買った作品です。
結果からいいましょう。
面白い!
ジュール・ベルヌを続いて何作か読もうと思ってたところにこれです。
地底世界から突変世界へでございます。
冒険からパニックへです。

読み終わってから初めてAmazonの評価を見たのですが、散々ですね。
☆が一つとか、二つの評価ばかり。
申しましょう。
間違っています。
その方たちは、その他のものの評にもほとんど☆か☆☆。
そういう人がなぜか集まっているんですね〜。

人物描写が浅い?
ありきたりのストーリー?
キングと比べて?
申しましょう。
パニックもので過剰な人物描写に枝葉ばかりのキングよりずっとスッキリ読めます、必要十分。
登場人物にアホ過ぎて感情移入できない?
今の日本、こんな人ばかりじゃないか。
むしろ普通でとてもリアリティがあります(だから感情移入できなかったんだな)。
700ページなのにスピーディ。
キング2000ページにどんなに苦労させられることか。
そしてこのお話は単に3日間の出来事。
これから壮大な『突変世界』の序章と考えれば、わくわくします。
もちろん一つのエピソードとして完結しています。
悪意ある評価が並んでいるか、読み手の問題と考えられます。
読む人にも想像力が必要だということを忘れていると思われます。
本の楽しさは字面を追うことではありません。
映画のようなわかりやすい描写じゃないと耐えられない人、分からないという方。

ということで困ったもんです。

私の好きな異世界の生物も程よく出てきて暴れます。
そして新刊『突変世界 異境の水都』が出ております。
だから本屋に並んでたんだな〜。

『海底2万里』ちょっとお預けでございます。
おすすめ。

☆☆☆☆(82点)

posted by tadakov at 20:28| 高知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月20日

地球の中心への旅

0120kudumesho.jpg



小学校からかかってきた電話で急遽バスケットボールの撮影に出動。

普段行ったところのない場所で良かった、経験値アップ。



買い換えたスマホが、買い換える前よりも調子悪い。

電話中プチプチ切れる。

かかってきた電話名が勝手に別人に切り替わる(AさんがCさんという名前でかかってくる)。

auショップに行くが30分待っても無視される・・・帰りました。



気分を変えて・・・娘夫婦と家族6人で食事。

仲良く元気そうでなにより。

最近焼肉を食べると消化不良を起こす・・・困ったもんだ。



傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4) -
傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4) -



『傷だらけのカミーユ』ピエール・メルトール(文春文庫)
一昨年だったか近年珍しく強烈なインパクトを受けた『その女アレックス』の作者のシリーズ3作目。
あまりに個性的だったので2作目(実際にはこれが1作目で『アレックス…』が2作目)の『悲しみのイレーヌ』を遠慮してたのだが、昨夏読了。
2作目を先に読んで1作目に帰ると必然的にネタバレになってしまうのだ。
私の場合読み終わった途端に内容を忘れていたりするから大丈夫だと思ったのだが、さすがに無理でした。
でもなかなかミステリー好きをくすぐる内容で楽しめたのだ。
翻訳が出版順になっていれば、もっと楽しめたに違いない。
ということで3作目も読むことに・・・
いやあでもこの作者うまい。
読ませる。
途中でガラッと風景が変わるのだ。
前に帰って読み直すことになる。
別の作品『天国でまた会おう』をばあちゃんに読ませたのだが(ばあちゃんは私を上回る読書家なのだ)とても面白かったと言っておりました。
(80点)



地底旅行 (岩波文庫) -
地底旅行 (岩波文庫) -



『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ(岩波文庫)
ラヴクラフトを読んだことから今さらのジュール・ヴェルヌなのだが、改めて傑作。
原著は1864年に出版されたものだが、まったく古くない。
またリウーの挿絵が素晴らしい。
この挿絵を見るだけでも買う価値はあります。
もっと大きな本でこの版画を見たい。
原著は豪華本だそうです。
パリにはジュール・ヴェルヌ専門店が今もあるとのこと。
でもこの解説20年前だから、どうかだけど、それだけ今も人気あることは間違いないみたいですね。
読書の楽しさを教えてくれる数少ない本のひとつ。
古典SFの中でも未だに高い評価を得、ジュール・ヴェルヌの最高傑作と言われている本書、それが今読んでも面白い。
こういうことなかなかないのです。
ということは本棚のどこかに積んである『海底二万里』を探し出して読まなきゃいけないですな。
後半語り手アクセル(言わばC-3PO)の何処までもネガティヴな思考に辟易しながらもリーデンブロック教授(ハン・ソロ)の冒険心と無口なハンス(チューバッカ)に助けられ読めました。
読むならこの挿絵入りの岩波文庫版をおすすめします。
挿絵プラスで(100点)

posted by tadakov at 23:58| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする