2016年04月18日

疫病神

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ブログを大分休んでいたので読んだ本の感想も書き忘れている。
かと言ってもともと作文がとても苦手。
感想も面白いかそうでないか、としか書けない(^−^i)
書くとしたら10行くらいで1日は必要だ。

ただその評価には自身があるのだが・・・困ったもんだ。

ただ文章が書けないから写真をやっているのかもしれない。


『月世界小説』牧野修 早川書房
久々のSF。
前半面白いのだが、途中からよく分からなくなってくる。
「sFが読みたい!2016年度版」ベストSF国内部門で第2位。
一昨年あたりから評価の高い『皆勤の徒』という作品も何度も挑戦して途中で挫折している。
なんか落ち着いて読む間がないのだ。
ただこの本は割と数日で読めたことは確か。
(70点)

『疫病神』黒川博行 角川文庫
前から気になってはいるんだが、手に出来ない作家がいる。
著者も其の中の一人。
これは本屋さんによるところが大きい。
同じ本を売っていてもその並べ方で買う買わないは大きく変わってくるものだ。
これは面白かった。
久々に一気読み。
俗に言う巻き込まれ型のストーリー。
出てくる役者たちが濃くて私好み。
主人公とヤクザのコンビも最高。
続けて第2作も読みたい。
(88点)






車には全く興味が無い・・・とは言いながら買わなければならないとしたら
それなりに選ばなければならない。
今まで乗っていた車は大変気に入っていた。
乗り心地は悪い。
燃費は良くない。
その割にパワーがあるわけでもない。
しかしスタイルが気に入っていたのだ。
個性があった。
もうそろそろ170000キロだったが、あと100000キロくらい乗るつもりだった。
しかし後ろから突っ込まれて大破。
怪我が無くって不幸中の幸いだったが、車とはお別れとなった。

さて車は決まった。
ほとんど走っているのを見たことない。

あとは色だ。



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2016年04月15日

竜の便り

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一昨日から首背中の痛み

腕から脚まで

全て左側。


やっぱり来たのか

病院に行き

夕方、ミチエ〜ルに言われて初ソフン。


まわらなかった首が動き出す。

骨が出ていたらしい。



男池のおばあちゃんから連絡あり。

若葉華やぐ。




『黒百合』多島斗志之 創元推理文庫

読んでいた本が行方不明になり一度読みかけて積んであった本を手に取る。
20年以上ぶりに著者の本を読んだ。
3人の少年少女のひと夏とその父親たちのドイツでの出来事が繋がる。
読ませる、相変わらず上手い。
(80点)

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2016年02月18日

不思議なことは一つも無い

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読書の楽しみはどこにあるか?
もちろん本を読んでいるときは、楽しいので(けっこう苦しかったりする)あるが
何を読んだら良いか、選んでいる(迷っている)ときの方が楽しかったりする。

でもけっこう読みたい本って勢いやタイミングも大事で
買って積んでおくと結局読めなかったり
今は読みたくないみたいになって後回しや
積んでおくために買う本があったり・・・

私の場合けっこう勢いや自分がそれを読んだりする「旬」のようなものがある。


去年はそんなことでミステリーよりホラーや実話怪談をけっこう読んだ。
そして去年夏買ってあって積んでいた『山怪』田中康弘 山と渓谷社をまた手に取っている。

副題は「山人が語る不思議な話」となっていて、神隠し大蛇の話やキツネに化かされた話等が出ている。
私は実はそんな話が大好きでUFOの話や幽霊も(^−^)・・・
ただそう信じないだけである。
何かが起こる→不思議→幽霊、キツネ、UFOなんて短絡的に結びつけるのが嫌なだけである。
あることがあってそれを不思議(奇跡)と簡単に結論つけてしまうのはミステリー好きではなくなってしまうのだ。
合理的な説明が欲しい。
合理的な説明ができないから「いる」「ある」は、いやなのである。
存在証明が欲しいのだ。
まず「不思議なことは何もない」というスタンスでなければ、ミステリーは楽しめないのだ。
この本の中にもいろいろ説明のつくことが出てくる。
実は「怪」とは言えないが、「怪」と思ってしまう人間がいるそれが面白い。

シーラカンスはいるはずだ・・・ではなく現実に存在している。
同じように「ネッシーはいるはずだ」ではなく出てきて欲しいと思っているのは、私だけではないだろう。
誰か宇宙人を見たじゃなくて捕まえてきてほしい。
宇宙人に誘拐された人はいるというのに捕まえたという人が一人もいない。
お願いします。
せめて標本が欲しい。
なぜ「捕まえた」という人たちは、必ずいなくなったとか、それを捨ててくるとかするのだろう。
そこが一番不思議(^−^)
いたとか、見た、もちろん写真や映像なんて証拠は一番信じられないのだ。

仮にも写真をやっているものとして(^−^)

(70点)

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2016年01月04日

カレハガ

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12月29日一人でスタジオのガラス掃除しているとデッキの上の樋で発見。
見事に枯れ葉にカモフラージュした蛾。
20年ほど前、大風のあとに庭に枯れ葉としか見えない蛾が死んでいたのを見た記憶がるのだが、それ以来で写真に撮ったのは初めてだ。




『さよならの手口』若竹七海 文春文庫
去年読んだ本を書いとかなきゃと思いながら年を越えてしまって、正月は一冊読もうと思って読破したのが、これ。あまりに落ち込むようなことがあると流石に明るい軽い本を手にとった。
調べてみると去年の正月の本の紹介に著者の傑作といわれる『スクランブル』を紹介しているではないか?
ぜんぜん憶えてなかった。
で甘口のミステリーと思っていたこれは、まったく期待を裏切る超辛口ではないか。
久しぶりに読んだ探偵もの。
探偵なんて今の日本で成立するわけないと思っていたのだが、これは紛れも無く探偵だわ。
それもキズだらけの探偵。
リアリティありミステリーマニアもそうでない人も大満足のミステリー。
ちょっと著者を見直しました。
最近の他のものも読んでみたくなりました。
(90点)



今年は今までの数年間とはまったく違った一年が始まりそうです。
posted by tadakov at 12:40| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月30日

影の中の影

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無くなるというプラナー50mmf1.4を購入し撮影。
解放ではとてもクセのある描写。
もちろんオートフォーカスではないのでスナップは難しい。
ピントピークはまったく分からない。

でも楽しい。


人物を写すときは三脚立ててピントを合わせ、解放から少しずつ絞って撮影。

もうお気に入りが2枚ほど撮れた。




読書の秋とは言え、読む間はあまりない。
しかし読みたい本は次から次へ。
そんなときすぐに読めると思い購入。

『影の中の影』月村了衛 新潮社
のっけからアクション。
それ一本で押してくる。
主人公はゴルゴ13のような・・・ちょっと違うか(^−^)
もうこれで月村は当分読むのやめようと思う。
あまりにも安直。
読んで数日たったけど、もう内容忘れてしまった。
時間のある方の時間つぶしにぴったり。

70点
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2015年10月07日

また別の生活

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当たり前のことと思っていたのだが、自分の住んでいるところは水量豊かな一級河川物部川の辺に広がる小さな町である。

これって当たり前のことではない。

こんな自然に恵まれたところは県内にもそうそうないと思う。

生まれたときから住んでいる場所の良さはなかなか分からないものだ。

オシゴトで湖水の写真を撮りに行く。

ちょっと思い付き、町の全景を撮ろうと久しぶりに佐竹の山に。

数年ぶり?に上がっていくと杉の木が大きくなって眼下に広がっているはずの物部川や町は見えなくなっていた。

その代わり西に広がる景色、蛇行しながら太平洋に注ぐ物部川の景色は絶景であった。


おじいちゃんが一人で脱穀していた。




『もう過去はいらない』ダニエル・フリードマン 創元推理文庫
昨年読んだ主人公が88歳の元刑事という『もう歳はとれない』の第二弾。
まあ😃面白いが、実際たいしたことは起こらない。
だから主人公のバック・シャッツの会話を気軽に楽しみたい。
近年のユーモア・ミステリーで言えば強烈なフロスト・シリーズがあるので、それに比べちゃうとかなり物足りないのだ。
かなり好意的に(75点)

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2015年09月19日

DOOMSTERS

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ミチエ〜ルと本屋に行き2冊を手に取りレジに行こうとすると犬「ほんとに読むの?読む時間あるの?」と訊かれるちっ(怒った顔)

なんか急に面白くなくなって本を返す。

人生いったい何冊の本が読めるのだろう。

明日から写真が撮れなくなっても生きていけるだろう、でも本が読めなくなると生きている楽しみはなくなっているだろう。



『運命』ロス・マクドナルド ハヤカワミステリ
初版は1958年8月31日発行。
これは2005年7月15日6版発行のもの。そんなに読まれた本ではない。
最近古い本でも新訳になったものは読み返してみよう思っている。
この翻訳もかなりひっかかるところがある。

たとえば

その自動車は前からそこに駐車しているのではなかった。もし前からいたとすれば気がつかないはずはなかった。新しい寺のステーション・ワゴンで、ホールマン農場に行ったときに見かけた自動車によく似ていた。

唐突に出てくる「新しい寺のステーションワゴン」って何だろう?

想像がつかない。
ここに寺(寺院)なんて出てこないし、教会の誤訳か、自動車メーカーを直訳したものか?
いったい何を「新しい寺」と訳しているのだろう。
原文を見てみたい。

またタイトル『運命』は原題『THE DOOOMSTERS』で、本文中「運命の司」と訳している。
どうも意味が分からない。まあ日本語にない意味なのかもしれないがわーい(嬉しい顔)訳がしっくりこない。

それにしても久しぶりに読んだロス・マクドナルド。
ポール・ニューマンの主演映画『動く標的』原題『The Moving Target』が公開されたのは1966年のことである。
もちろん私が見たのはTVで。
『新・動く標的』は公開1975年だから映画館で見たかもしれない。
懐かしい・・・というか、奥さんの小説『まるで天使のように』は今でもまったく色褪せてなかったが、こちらは50年隔世の感があった。

原ォ『そして夜は甦る』の推薦がなければ読んでなかったに違いない。

でも末巻の都築道夫の解説を読んだだけでもよかったわーい(嬉しい顔)次回は長年本棚に積んであった『さむけ』を読むかな〜わーい(嬉しい顔)もうちょっと寝かしておこうかな〜。

60点




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2015年09月02日

まるで天使のように

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なんだ猫あらめてこんなこというのも恥ずかしいが、自分の娘はかわいい。

しかし最近はレンズを向けると「ちっ(怒った顔)止めてむかっ(怒り)」といわれる。

だから彼女が知らない間にシャッターを切っている。

お父さんは止めてといわれたぐらいで止める写真家ではないのだドコモ提供



マーガレット・ミラー『まるで天使のような』(創元推理文庫)が新訳で出た。
言わずと知れたケネス・ミラー(ロス・マクドナルド)の奥さんである。
有名ではあるが今まで読んだことがなく、今年初めに古本を販売するにあたり『殺す風』をオークションで落としていたが、これも未読。
ロス・マクドナルドも昔『動く標的』を読んだ記憶があるが、近年買った『さむけ』は積んだまま。
まあ新訳というのに惹かれて勢い購入。

50年前1965年刊行の作品である。

いやあ面白かった。
まったく古くない、むしろ新鮮ぴかぴか(新しい)読まず嫌いはいけない。
近く未読のものも順次読破していこうと思う。
(85点)


そこで思い出しだ、この間肺炎で2週間ほど入院していたとき、今まで読めてなかった(敬遠して積んであった本)を10数冊読破したのだ。
その中にあった本。

サラ・ウォーターズ『半身』『荊の城 上下』(創元推理文庫)これも傑作であった。

『半身』なんか半分ほど読んで挫折していた本。
時代設定が自分の苦手なイギリス18〜19世紀?
最後まで話がどこに向っているのか分からないのだ。
一日中ベッドに縛り付けられてなかったら読めなかっただろう。




娘が夏休みの宿題の読書感想文を書かなきゃいけないので本を貸してくれいう。
もちろん夏休みは終わってますふらふら
私の持っているものはミステリーとSFホラーがほとんどだから、本棚から探して渡したのが小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』
もちろん未読。
おまけに2冊持ってました。


私も娘と一緒に読んでみようと思います。


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2015年08月27日

盂蘭盆会

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祖母の初盆終わる。
日々に追われ準備も直前。
皿鉢を囲んで高知式の酒の飲み方。



『ドクタースリープ』スティーブン・キング 文芸春秋
『シャイニング』続編と期待したが、残念。
近年で一番出来が良くない。
(50点)

『残穢』小野不由美 新潮文庫
これは怖かった。キングの口直しになる。
夏はホラーを読まなきゃあせあせ(飛び散る汗)わーい(嬉しい顔)
彼女の代表作『屍鬼』より面白かった。
そういえば『屍鬼』はキングの『呪われた町』に影響を受けたと云われた作品。
今回の作品はキングのものよりも10倍怖かった。
(88点)



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2015年06月12日

恐怖の帝王降臨

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ジョン・スコルジーの『遠すぎた星 老人と宇宙U』に詰まっているところにアシモフの新訳『はだかの太陽』に出会い1/3読んだところで来てしまいましたモバQスティーヴン・キング『ドクター・スリープ(上・下)』予備知識が欲しくないので殆ど帯びとか読んでませんが、分かっているのはあの『シャイニング』の続編ということなのだ。

これを読まないでどうするのだあせあせ(飛び散る汗)
私の中でキングはもう終わりかなと思った時期があったのだが、ここ近年はなかなかでございます。
そして今回は、ついに来たかわーい(嬉しい顔)の感じです。



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今回は完全ホラー(だと思うけど)ということでカヴァーの藤田新策の絵もなんかブキミでございます。
う〜ん楽しみわーい(嬉しい顔)

でもこれは2013年の出版。
まだ2012から2015へと4冊出版(未訳)されているのです。
ときどき大リーグの中継でレッドソックスの応援にスタンドに来ている姿が見られますが、老いてますますスゴイですらがく〜(落胆した顔)あせあせ(飛び散る汗)

まあキングが最初としてモダンホラーの書き手数々出てきましたが、未だに残っているのは彼だけ(最初にして最後かあぴかぴか(新しい))。
もうホラーの枠を超えて、正にエンタメのキングでございます。
posted by tadakov at 04:57| 高知 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月05日

本の整理

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最近前撮り以外は、なるべくリサやキョウコ、ささやんに撮影を振っているのですが、今日は久しぶりカメラ
2才の誕生日撮影1時間で1300カット。
そのあとは、幼稚園のアルバム用個人グループ撮影でした。
毎回バック紙を持ち込みセットを組んで撮影しているが、イマイチ面白くない。
保育園や幼稚園は受験が基本的にない(証明写真的なものはいらない)のだから、もっと楽しい撮影(思い出になるいい背景)がと思っていたのだが、今日個人撮影が終わったあとで、それを見つける。
マーチングの練習用に使っている黒板。
手書きで音符などが書いてありとってもいい。
なんで最初に気がつかなかったのか残念むかっ(怒り)
制服を脱ぎ体操服に変わっていたので個人写真にはボツなのだが、どうしても撮りたくて、もう一度撮影した。
ずっといい。
来年からは変えてみようと思う。


今年から本を読むことにした。
今までも読んではいるのだが、仕事にかまけてわーい(嬉しい顔)かなり少なくなっていたのだ。
年間目標50冊。
これって私にとっては、かなりの量なのだが、ノルマとして課していこうと思います。
とか言っても基本エンターテイメント、楽しい苦しみなのだ。
まあ理由は去年の秋、数年分の本を仕入れてしまったというふらふら読んでない本を並べたり売ったりするのがいやなだけなのですが・・・
まだまだ世の中には私の知らない面白い本がある・・・当たり前ですがドコモ提供



『緋の女 スカーレット・ウーマン』J・D・クリスティアン(1997年 扶桑社ミステリー)
全然きいたことのない作家、まあ翻訳もこれ一冊だけみたい。
リチャード・バックマンがスティーブン・キングであったりとか、いずれ知られた作家のペンネームであるらしい。
舞台は19世紀のニューヨーク。そこで殺された娼婦のお話。
ミステリーとしては大きな仕掛けがあるわけではないが、歴史小説としてよく書き込まれている。
殺された女が誰なのかということと、なぜ殺された娼婦は失踪している上流階級婦人のドレスを着ていたかという謎に引っ張られ物語は進んでいく。
それはそれで良く書かれているのだが情景描写が多く、500ページ弱ぎっしり文字が詰め込まれていたので、なかなか進まなかった。
でも読ませます。
(75点)

『龍は眠る』宮部みゆき(新潮文庫)
こちらも古いお話(これは出版年が)。
著者の初期の作品。
いまさらなんですがわーい(嬉しい顔)高評価にも関わらず、ず〜っとタイトルの違和感と超能力者が主人公ということでスルーしていた作品。
宮部みゆきの作品は著者がキングのファンだけあって、ミステリーと言っても超常現象やSF的な題材を扱った作品がとても多い。
しかし、こっちは会話でなりたっているような作品なので(比べて『緋の女』は会話部分はホント少しなのだ)スラスラいい気分(温泉)
超能力者が出てくると言ってもそれがメインではないし、またちゃんと超能力者の苦悩を描いてあり、リアリティーを持ちながら読むことができます。
確かに名作と言われるだけのことはあります。
面白い。
『火車』よりも好きかも揺れるハート続いて同時期の『魔術はささやく』も手に入れました。
こちらもタイトルが嫌いで読んでなかった作品です。
ただ今バアちゃんに貸し出し中モバQ
(85点)

バアちゃんと言えば、今『死の接吻』アイラ・レヴィン 1976年刊を三度目読み返しているとのこと。
最後にあっあせあせ(飛び散る汗)と言わされるらしいのだが、どこで騙されたか分からないので読み返していると・・・
これも名作を言われたミステリーです。

ミチエ〜ル犬「もうアンタが読めない本をバアチャンに読ますの止めやむかっ(怒り)

猫「・・・」


『魔術師の物語』デイヴィッド・ハント(新潮文庫)
これも古い。裏を見ると平成11年に出版されたもの。
平成○年と言われても(さいきん基本平成を使わないので、何年前exclamation&question)すぐに西暦何年か分からないもうやだ〜(悲しい顔)
調べて1999年と分かりやっと時代が浮かぶのだ(フランスに行った時だなあ)。
まあ、それはそれとして、こっちは600ページ余。
『緋の女』と同じように書き込まれ、挿話も多いのだが、ずっと読みやすい。
主人公は色を判別できない女性写真家。
殺された親友と15年前の未解決連続殺人事件の謎を追う話。
これまた事件そのものは、驚くほどのことはないのだが、もう一つストーリーの根底に流れる消えた魔術師(奇術師)の存在が物語りに緊張を与えている。
この場合マジシャンを魔術師と訳しているのに、違和感があるのだが・・・原題はTHE MAGICIAN'S TALE
この本も『魔術師の物語』というタイトルでは普通手にしないのだ失恋
タイトルって難しいですよね。
こちらも『緋の女』と同じく古本でしか手に入りません。
よく出来てはいますが、謎が解けていく過程が、もう一つ安直というか、女性主人公がもっと危難に直面しないとというか・・・ドコモポイント
でも行ったことのないサンフランシスコの街が良く描写されており全体的には○です。
(78点)


『この写真がすごい2』大竹昭子(朝日出版社)
こっちは打って変って楽しい写真の評論集。
前回の『この写真がすごい2008』が立ち読みで済ませているうちに絶版。
買い損ねていたので購入。
写真を読むってことの楽しさが分かります。
写真教室のテキストに使えそうです。
(80点)


『本屋図鑑』 得地直美 本屋図鑑編集部 (夏葉社)
こちらは、ただ今1Fギャラリーで開店しているうずまき舎さんから購入。
まさに全国の特色のある本屋が紹介されている。
高松では言わずと知れた宮脇書店総本山わーい(嬉しい顔)高知では帯屋町筋にある金高堂。チョイスとしては、イマイチの部分があるが、行ってみたい本屋さんもいくつかあります。
まあ何より中にある手書きの書棚がいい。
手書きだからいいと言っておきましょうわーい(嬉しい顔)
これが写真だったら買ってないと思います(絵にならないと思います)。
私は本も好きだけど本屋さんも好きなのだ。
全国にはずっと面白い本屋さんがあります。
並べてる本もそうだけど本屋としてのたたずまいですね。
何年か前から「行ってみたい世界の本屋さん」みたいな写真集が出版されていますが、これはなかなかいいです(高くて買えない・・・そういや世界の鉱物図鑑なんてのも高くて買えませんもうやだ〜(悲しい顔))。
日本の書店でもこんなのが作れるのにハートたち(複数ハート)と思っています。
うずまき舎も贔屓目でなくそんな書店。
山の上にある本屋なんて想像できますか?
あなたの想像超えてます手(グー)
置いてある本は元よりその佇まい、最高です。
そういや下妻市にあった異様にエロ本が充実していた本屋さん、下妻書店?まだあるかなあわーい(嬉しい顔)
練馬にも小さいけど、とってもいい本屋さんあったなあ、おばさんが店番してたので恥ずかしくてエロ本買えなかった(ここもエロ充実いい気分(温泉))。
阿佐ヶ谷?荻窪駅?の傍にあった『書楽』だったかなあ?『書林』だっけかなあ?
名前もうはっきりしないけど、アート写真集やミステリー充実してました。
発行日前に本が書棚に並んでましたぴかぴか(新しい)
半地下exclamation&questionいつも裏口から出入りしてたなあ。
もちろん私の好みの本屋さんですが、本もさることながら、本屋そのものが良かったのです。
鷺宮だったかなあ、駅の近く、川沿いにあった小さな書店も良かったなあ。
amazonでは味わえない。
そういう本屋さん、無くなる前に写しとくべきだと思うなあ。
十分写真に耐えれるし、面白い写真が撮れると思います。
誰か仕事でやってくれって言わないかなあわーい(嬉しい顔)
(70点)


とりあえず年明けて紹介できるのは、これくらいですか。


はいあせあせ(飛び散る汗)オシゴト、オシゴト・・・モバQ(ミチエ〜ルに言われる前に自分で言っときますもうやだ〜(悲しい顔)

posted by tadakov at 09:27| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月06日

小寒

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久々の雨。
火曜はギャラリー休みでも事務所の中ではオシゴト。
七草を今年も邦ちゃんにもらう。
私もミチエ〜ルもそれぞれ病院へ。
ギャラリーの大ガラスをハシゴを使って内側から拭く。
あまりに高いとこなので落ちたら・・・命がけふらふら
なんか上手く掃除できる方法が無いものか?
外側は暮れに洗ったのだが、内側をちゃんと掃除すると逆に外側の汚れが目立つようにわーい(嬉しい顔)



『墓地を見おろす家』小池真理子(1988年角川文庫)
昨年まで基本新刊を選んで読んでいたのだが(と言って年間何冊も読めるわけではない)、新しいことを始めるにあたりもっと古典や多くのミステリーやSFを読まねばと都筑道夫や北上次郎の書評、ベストSF201やサンリオSF文庫解説書や国内国外のミステリーマストリード100などを読んでみた。
その中で読んでみた作品。
ミステリーというよりモダンホラー。
墓地に囲まれたマンション。
今となっては設定には新味が無い。
では1988年当時は・・・それでも新しくはないと思う。
ストーリー及び描写も甘い。
そして何よりも登場人物に共感できないところが辛かった。
素晴らしい作品は時代を超えるはずである。
(60点)

『叫びと祈り』梓崎優(創元推理文庫)
2011年版各種ミステリーの上位を独占した短編集。
トリックには色々なものがあるが、今頃こんなものが書かれているとは思わなかった。
第一話『砂漠を走る船の道』のトリック。
解決に至る途中で読者は騙されていたことに気がつく。
それを良しとするかで評価は大きく分かれる。
私は読者は単なる物語の読みではなく、傍観者だとはしても、物語の中に入っていけるものだと思う。
口先(文章)だけで騙す、文章だから騙せる仕掛け(ミスリード)。
それが本だから出きる騙し。
私はそれを認めない。
要は映像だと騙せないトリック。
これはトリックでないと思う。
これには、正直驚いた。
前のページに帰って読み返す。
確かに意図的に文章で読者だけを騙していると言われてもしょうがない。
そこが映像だったら一目瞭然だからである。
まあそこは?マークを入れながら2本目『白い巨人』を読んだ時点で本を置く。
ちょっと時間の無駄のような気がする。
残念。
2本読んだ時点で60点。



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2015年01月01日

去年のこと・・・

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あけまして おめでとうございます。


このお正月は久しぶりに何もしないと決めてゴロゴロいい気分(温泉)
昨夜、正確には午前0時に初詣は終わらして読書。
布団から這い出したのは午後0時。
2時過ぎにスタジオに年賀状を取りに行くとき、あまりに寒いので北の山をみれば積雪、気温は2度。
夜は-1度であった。
これほど寒いお正月も久しぶりのような気がする。

さて暮れに読んだ本のこと。
3日前に読み終わったのにもう何を読んだか思い出せない。
困ったものです。


大江戸恐龍伝 第五巻 -
大江戸恐龍伝 第五巻 -

先に読んだほうは
『大江戸恐竜伝5』夢枕獏(小学館)
1〜4巻はとっくに読んでいたのに最終巻は面白くなくなるのが怖くて読んでませんでした。
終わらない物語の書き手と言ってもいい獏さんの小説。
最近は終わらしてから出版することが多くなりました。
ただ・・・終わればいいかと云えば、誰でもそうですが広げた風呂敷を畳むのは大変難しかったりするのです。
最近小説は上手くなったのに其の分昔の破天荒なダイナミックさがなくなったというか、スケールが小さくなったというか、また物語りの着地点を考えて書いているのか?少しさびしい気がするのです。
今回も江戸時代になんと恐竜がいたという物語にリアリティを増すために史実を挿入していたりするわけですが、そんなこと必要ないというか、余計浮き上がっているというか、その説明文が物語の流れを止めているようで残念でした。
それでも近年発表されたもののなかでは、まとまっているようで楽しめました。
ただデビューからのファンとしては、往年の伝奇物、格闘技もののパワーが戻ってこないのが残念です。
陰陽師なんか、やめちゃえばいいんじゃないのかな〜。
いつかまたあの闇狩り師のようなやつをやってくれるのを心待ちにして・・・甘い(80点)


スクランブル (集英社文庫) -
スクランブル (集英社文庫) -

そしてどうしても思い出せなかったのが
『スクランブル』若竹七海(1997年 集英社文庫)
とっても懐かしい作者なのだが、ちゃんと読んだことは一度もない。
デビュー作『僕のミステリアスな日常』(1991年)を買っている気がするが、読んだのかどうかは定かではない。
で今更なんでかというとこの秋仕入れた古本の中の一冊だったのだ。
まあ今まで読んでなかったミステリーの傑作、佳作をを読破していこうと・・・読んでないのに良いなんて人に薦められないしドコモ提供たらーっ(汗)(これもオシゴトということで)
今までなんで何回も手にしていたのに読まなかったのか、分かりました。
タイトルが『スクランブル』というよく分からないカタカナだったこと。
そして舞台がある女子校で起きる殺人事件だったこと。
なんか自分向きだとは思えなかったのですね。
それが今、自分の娘が女子校に通っていることもあり気分的にちょっと身近になったというか、また時代設定が1980年ごろ(私の大学時代)だということも知り(ストーリーは登場人物が15年後(1995年)に1980年の出来事を振り返ってという設定になっている)読んでみるかということになったのですね。
ミチエ〜ルなんかは私立女子校でまんまこの時代設定にあたはまるのではないだろうか?
今回やっとタイトルの謎も解けました。
殺人事件のところが少し弱いような気がしたのと、登場人物の描き分けは悪くないけど名前が似ているので苦労しました。
これは女性が読むとまた感想が変わるかも・・・
ストーリーは31歳になった大人の女性が青春を振り返るわけですが、オジサンなんか31歳こそ青春の真っ只中じゃなかったかなんて思う今日このごろでございました。
(80点)



さて去年は、なんだかんだ日常に追われあっと言う間の(何をしてたか思い出せないもうやだ〜(悲しい顔))一年でしたが、今年は大きな変化がありそうです。

さあ今年は去年の3倍がんばるぞ〜exclamation×2



・・・と書いたところで去年のカレンダーを見てみれば1月のオシゴトは去年の1/6になってるぞ〜モバQ

大丈夫かあ猫


真夜中に年賀状300枚印刷しながら・・・元旦




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2014年12月28日

魚の骨

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ここのとこ煽られて日々のことを記しておくのも滞りがち。

先週のこと、もう何時だったか思い出せないが、夕飯のとき、突然ミチエ~ルが犬咽喉に骨がたったみたい・・・見てくれあせあせ(飛び散る汗)猫「またかえむかっ(怒り)」と嫌がる私にピンセットを持たせ・・・見てみると確かに骨がふらふらつまんで引き抜くと驚きましたモバQ
6cmはある骨が咽喉に刺さっておりました。
何でそんなでかい骨飲んでんだよちっ(怒った顔)あせあせ(飛び散る汗)突っ込みながらもビックリでございました。

これから骨の話になるたびに言われることでございましょう。



昨日の夜8時ごろには車のフロントガラスが凍っていましたので雪かと思いましたが、今日は珍しく普通の雨で撮影が流れました。


この秋はバタバタして落ち着いて本も読めませんでした。

とりあえず最近読んだものを挙げると


シフト (上) (角川文庫) -
シフト (上) (角川文庫) -

『シフト(上)』ヒュー・ハウイー(角川文庫)
前作『ウール(上・下)』から続く3部作(らしい)の2作目。
前作がとても話題になったSFなのだが、これはツライ・・・というか前作も文章が荒いと言えば荒かったのだが、そこは今までにないプロットと新人の作ということで新鮮でいい意味その荒さがOKで面白かった。
今回は・・・ダメですね。
過去と未来の2つのストーリーを交互に書きながら進んでいくのですが、どうもよろしくない。
とくに過去の部分が、主人公となる人間をはじめ、登場人物の造形が荒い。
書いてる作者は分かっているのだろうが、読者には伝わってこないのだ。

また世界が滅亡に至った経緯も書き込みが足らず、リアリティに乏しい。
途中を端折ったあらすじを読まされているよう。
前作は地下144階という閉ざされた世界で物語が進行していったので良かったが(それでも144階という巨大な建築物の話のわりには大きさがイマイチ感じられなかった)今回は滅亡前のリアルワールド、そこに小説上であってもの世界のリアル感がなく残念だ。
ホンの数人の登場人物で世界を動かしている。
そしてそれぞれに書き込みが足りない。
そしてなによりも滅亡前の主人公?の輪郭が弱く、共感できない。
これをキングが書いたら滅亡の部分だけで文庫5巻分ぐらいにはなっているだろう。
とても残念ですが下巻を読む気にならない。
(40点)

セメント怪談稼業 (幽BOOKS) -
セメント怪談稼業 (幽BOOKS) -

『セメント怪談稼業』松村進吉(角川書店)
私も数作は読んでいるが、世の中では怪談実話というものがジャンルとして既に確立されているらしい。
作者もその怪談実話をやっているらしいのだが、これはその日常を綴った話。
怪談実話を書いている人の実話でしょうかexclamation&questionわーい(嬉しい顔)
これがなかなか面白い。
怖くて笑える。
(80点)

殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件 -
殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件 -

『殺人者はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』清水潔(新潮社)
まあこれが推理小説ならば傑作というところだが、現実であるというところにやり切れない怒りを覚えずにはおかない。
なぜなのか。
答えは分かっていても変わらない現実。
先日の選挙結果を見てもこの国の国民は・・・
おそらく戦前とまったく変わっていない、いやそれ以上にことは深刻なのかもしれない。
せめて知ることから目を背けない、目をつぶらない。
そうしていきたいと自分自身に誓うしかない。
(120点)


posted by tadakov at 13:24| 高知 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月19日

ALEX

1016bike.jpg


EF50mmf1.2が修理から帰ってきた途端に85mmf1.8を落として修理むかっ(怒り)
オーガニックマーッケットの収穫祭に行ったら、終わってたふらふら


夕方から披露宴撮影。

終わって映画館で寝る。


『その女アレックス』ピエール・ルメートル 文春文庫
英国推理作家協会賞受賞作。
コシマキに「あなたの予想は全て裏切られる!」って書いてある。
書いてあるってことは、そこで早くもある意味ネタバレで面白さが半減するんじゃないのちっ(怒った顔)exclamation×2と思ったのは杞憂で、確かに思いも寄らぬ展開で読者は最後まで引っ張られる。
思考よりも先に物語が展開していく。
近年こんなミステリーは無かったと言わざるを得ない。
荒削りながら最後まで読ませる。
あらすじを言えないミステリーなのだ。
いやあわーい(嬉しい顔)逆に言えば粗筋だけで成り立っているようなミステリー。
(85点)


posted by tadakov at 01:44| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月27日

アオマツムシ

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朝スタジオの入り口に。

そこにやってきたトラに訊くと「ああこれ、カメムシバッタのメス」と澱みない答え。

さすが昆虫博士あせあせ(飛び散る汗)

う〜む、確かにカメムシ似といえば言えるかもドコモポイントたらーっ(汗)でも初めてそんな名前聞きました。

見た目正しいわーい(嬉しい顔)


『黄色い部屋はいかにして改装されたか?』都筑道夫 フリースタイル
最近絶えていた都筑道夫の本が再販されているが(とても嬉しい)これは40年以上前から書かれていた評論を復活させたもの。あらためて本格推理小説とは何か(当時の都築の考え)、とても面白くまた勉強になりました。30年ほど前から本格ものを読むのは卒業した私ですが、ちょっとまた過去の名作、傑作と言われるものに目を通してみたいと思います(もう本は売るほどあるしモバQ)。
それでもって著者のその後を埋めるエッセイ集も近く手にしたいと思った次第でございます。
(80点)






posted by tadakov at 23:58| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月19日

稲霊

0919inenonaka.jpg


隣の田んぼ、稲の穂先などに黒い玉状のものが付いている。
最初虫かなと思ったが(近くで見ても虫がくっついているように見える)調べてみるとカビの一種らしい。
稲麹(いなこうじ)病、この夏の日照不足が原因のようだ(9月になっても明らかに晴れの日が少ない)。
麹菌とは全く関係ないようだ。
母に訊くと昔はこれが付いていると豊作だと言われたりしたらしい。
もちろん米の品質を落とすもの。
しかしボクの記憶では今まで見たことがない。
それだけ今年はいつもと違うというこだ。

ちっ(怒った顔)「オレの2014の夏を返してくれ〜exclamation×2

晴れの日が少なかったことでもう一つ。
スタジオの中庭のデッキ、板が何箇所か波上に盛り上がり、一部分は外れてしまった。
この2ヶ月近くずっと木材が湿ったままだったので膨張し壊れたみたい。
普段来ないとこにもカビが発生していた。
貴重な写真集ももうやだ〜(悲しい顔)

誰にも怒れないところが・・・でも誰かを生贄したい今日このごろですモバQ

今日はこの秋初めて日中Tシャツ短パン姿が寒くてダメでした。
庭もカツラの木も黄葉が始まりました。


あかんべえ〈上〉 (新潮文庫) -
あかんべえ〈上〉 (新潮文庫) -

あかんべえ〈下〉 (新潮文庫) -
あかんべえ〈下〉 (新潮文庫) -


この一月ぐらいで数年分ぐらいの本を買い込んでミチエ〜ルに「そろそろ犬えいかげんにせんかえむかっ(怒り)」と言われている。
あと数百冊は買い込んでやろうと思ってますわーい(嬉しい顔)

ちょっと古本絶版にはまりました。
今までどれだけ本を読んでなかったか、どれだけ損していたか、今頃気がつきました。
まあ読書の秋ということで・・・本

『あかんべえ 上・下』新潮文庫
言わずと知れた宮部みゆきの傑作幽霊もの時代小説。平成14年刊のものですが、まだ読んでませんでした。
彼女の作品はたくさんあるし一時時代物はスルーしてたし・・・新刊も次々出るし到底既刊全読破は先の話ですな。
今回この本を手にしたのは古本で100円で売っていたことと、よく見たらカバー装画はあの藤田新策じゃないですかexclamation&question
キングの装画で有名ですね。
この間の『11/22/63』もあの装画じゃなかったら買ってなかったですわ猫(いつか原画を見てみたいです揺れるハート

で、お話は感動の傑作です。
主人公おりんの健気さ。
それをとりまく江戸の人々、そして亡霊たち。
「そんなものいるわけないあせあせ(飛び散る汗)」なんて野暮なこと言わずに彼女の見事なファンタジーとミステリ、人情物語に浸っていただきたい。
いや一歩その世界に足を踏み入れたら、あなたはとてもここちよくその世界に包まれるでしょう。
涙します。

読むべし手(チョキ)

(95点)
posted by tadakov at 23:58| 高知 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月17日

そして扉が閉ざされた

0913koori.jpg


今日はお客さんは来ないだろうと思っていても分かりません。
夕方7人のお子様連れの若いお母さんたち。
かき氷出ましたわーい(嬉しい顔)

雷のために故障していたPC、出入りのエレパの営業君が修理していってくれました。
少なくとも年間3回は壊れるふらふら困ったものです(いや3回じゃあ効かないかむかっ(怒り))。
とりあえず復活です。


そして扉が閉ざされた (講談社文庫) -
そして扉が閉ざされた (講談社文庫) -


毎日数冊の本が送られて来ます。
ほとんどやったことの無かったヤフーのオークションも、古本って基本人気ないのですね。
ほとんど入札するのは私一人。
どれも傑作、名作なのにドコモ提供

私も推理小説ではちょっとは読んだ方かなと思ってましたが、いやあぜんぜんふらふら
まあ大人になってからは時間もないから(「時間は作らないと出来ない」とピアノの先生に言われていますもうやだ〜(悲しい顔))年間20冊読めたら手(チョキ)だったのですが、そんなものじゃあとても数多の傑作名作を網羅できるわけがあります。
今までどれほどスルーしてきていたのか、思い知らされました。

岡嶋二人(ふたり)懐かしい作家でございます。
『そして扉が閉ざされた』講談社文庫
目が覚めると・・・知らない部屋に閉じ込められていた4人。
まるで有名なホラー映画のようなシチュエーションですが、もちろんこっちの方がずっと先、1987年の作であります。
閉じ込められたある事故の関係者4人。
実は殺人事件?
さて犯人は誰なのか?
4人の推理が始まります。
誰が犯人か?
分かるかなあわーい(嬉しい顔)
本格推理小説の傑作と言われています。
(80点)

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2014年09月14日

WOOL

0914bijutsukan_1.jpg


恒例のバレエ公演の撮影。
リハを含めて朝9時から夜8時半に終わって10時から打ち上げモバQ
今回ちょっと考えることあり、来年からは撮影体制等を大幅に変更しようと思います。
刺激になりましたわーい(嬉しい顔)

でこの秋急遽たろまろギャラリーで写真展を開催するかも。
もちろんバレエでドコモポイントご意見もありましょうが、芸術の秋ということでドコモポイント



ウール 上 (角川文庫) -
ウール 上 (角川文庫) -

ウール 下 (角川文庫) -
ウール 下 (角川文庫) -


『WOOL(ウール)上・下巻』ヒュー・ハウイー著 角川文庫
このカヴァーイラスト揺れるハート惹かれますよね〜。50年代の古きよきSF短編小説のみたいなわーい(嬉しい顔)
内容も(これは本の解説を見ていただければだが)近未来、人類は滅亡し、地上は有毒ガスに覆われている。生き残った人々はサイロと呼ばれる地価144階の円筒状の建物の中で暮らしているのだ。
罪を犯したものは地上に送り出されて「清掃」の刑に処されるのだが、いまだ生き残って帰ってきたものはいない。
う〜ん、ますますディックみたいなわーい(嬉しい顔)
久々に多くの人に薦められるSFでしょうか?
SF好きもそうでない人も楽しめます。
先日の読書会のときにちょっと紹介させていただきました。
スピーディーな展開。まだ少し文章は硬いけれど、魅力的な登場人物と相まって楽しめます。
もうこの閉鎖空間がたまりませんね。
分かりやすくって映画向きです。
聞くところによれば20世紀フォックスとリドリー・スコットが版権を手にしたということ。どちらかと言えば乾いた感のある世界が、スコットのあのエイリアンの世界で表現されると傑作になるのでは?
と今から期待大でございます。
(80点)

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2014年09月09日

武器は357マグナム

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携帯が鳴った。
今ミチエ〜ルとスタジオを出た車(セダン)ダッシュ(走り出すさま)ばかりの娘からだった。
「山の上に月が出てきたで・・・」
ドコモポイント




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明日からたろまろギャラリーが本屋「うずまき舎」さんになります。
美味しいコーヒー飲めて揺れるハートステキな本に出会う。

村上さんは午後から7時過ぎまで搬入。
途中一度山に戻ってもう一度本をもってこられる。

紙は重いのだ。

そして本(知識)は紙以上に重くステキだ。


明日の夜は自分の好きな本を語ろう・・・




うずまき舎ポスター.jpg




『もう年はとれない』ダニエル・フリードマン(創元推理文庫)
毎日「あなたの本が落札されました」とか、購入した本が送られてきている。
ではどんな本を手に入れているかというと、一昨年刊行された文春の東西ミステリーベスト100を参考にしています。
私が今まで読んだことのある本は、その中で100冊あまり(持っている本は120冊余)。
ちょうど国内も海外も半分以上の作品は読んでいることになる。
もちろん内容は殆ど忘れているが(そんなことでミステリー好きとか言っていていいのだろうかふらふら)。
まあミステリー愛好家と自認するのであれば、それくらい並べておかなければだめだろう。
実はそこに出ている本が、本屋さんにあるかと言えば(私が年に何度か参詣に行く高松宮脇書店総本山を除いて)殆と並んでいないという現実があります。
新刊しか置かない本屋さん(特に地方は)、まあ置いているところで200冊の中で30冊置いてあれば上出来という悲惨な状況でございます。
だから私なんか行っても「読む本が無いむかっ(怒り)」などと不遜なことを言ったりするのです。

話は変わりますが、ベスト100に選ばれているからと言って、それが本の絶対的な評価とかではありません。
まあある見方の人気投票くらいのところであります。
100人いれば、100通りのベスト100があり(っていうか、そもそもベスト100なんて選んでないのです)、それぞれがベスト10を選びそれに点を与えてベスト100を選出しているという・・・良く考えたらベスト100にするならベスト100をそれぞれが選んでなくちゃ正確なベスト100なんて出ないよね猫(今気がつきましたひらめき
ベスト100を選ぶなら1000冊くらいは読んでないと・・・せめて500冊、200人以上の作家のものを読んでなくちゃ評価できないでしょう(そんな人そうそういない猫)。

話がまた脱線しちゃうんですが、ミステリーと言っても今や広大な裾野が広がり、本格古典から新本格、パズル、ホラーSF系までいろいろ。
たとえば国内編ベスト10に選出されている横溝正史の『本陣殺人事件』。
映画では何度も見たけれど、せめて読んどこうかなと最近読了。
ちなみに私は殆ど横溝作品を読んでない派(だって面白くなかったもんあせあせ(飛び散る汗)、40年前の話ですがわーい(嬉しい顔))。

今読んでもダメでしたふらふら
特に『本陣・・・』は小説として不完全。
これを未だにベスト10に推す人って悪いけど本あんまり読んでないじゃないexclamation&question

私がビートルズしかダメだって人をロック(音楽)好きじゃない、あるいはロックを知らないと断言するのと同じことですがわーい(嬉しい顔)
ちなみに国内編1位になっているのは、これまた横溝の『獄門島』で、「あなたそのあと、どんな本を読んできたの?」と訊きたい。

ミステリー好きなら、横溝だ、松本清張だ、クリスティだクインだ、ましてや今さら乱歩やコナン・ドイルなって恥ずかしくて言えないドコモポイント
その後に本を読んでないことバレバレです。

いまやミステリーにトリックだexclamation密室だexclamation&question犯人探しだexclamation×2なんて言っているのは、とっても狭い、いや古い見方ですね。

やっぱりミステリーも文学として、物語として良く書けてないもの(リアリティのないもの)はダメでしょう。
そして何か新しい視点の入っているもの、あるいはそう思わせてくれる完成度が必要だと思います。

さてやっと本題の『もう年はとれない』のお話。
主人公は元刑事、今は87歳のくそジジイ。
かつては別にして今はタフガイでもなく、あちこちガタのきた、痴呆も来たかと言われている。
まあこれが、世間知らずの孫と一緒にナチスの隠した金の延べ棒を探すという。
なんと言っても主人公の破天荒さ、会話の妙。ストーリーはちょっと単純。

あとがきで訳者も書いてありますが、高齢の主人公といえば、L・A・モースの『オールド・ディック』を思い出しました。78歳の探偵ジェイクが主人公。
内容はもう完全に忘れていますが、面白かったことだけは憶えています。
本棚から取り出してみると、後ろにのページに傑作印のハンコ。
昭和58年10月27日読了のスタンプがわーい(嬉しい顔)
その隣には1984年6月読了と書いた同じ著者の『ビッグ・ボスは俺が殺る』も並んでます。

『もう年はとれない』も『オールド・・・』にならぶユーモア・ハードボイルドになると思います。
もうちょいですが、まあ楽しく読めました。

(70点)
posted by tadakov at 23:58| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする