2011年09月08日

SATORI

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ミチエ〜ルカメラコバン♂


オカラ猫を動物病院へ連れて行く。

左のあごの下が顔デカ病モバQ
原因は家によく来る野良猫オシリキタナとのけんかで負傷したところが膿んだらしい。
オカラは全戦全敗らしいのだがふらふらそれよかとても臆病なネコであるらしい。

昔から(子供のときから)ほとんど寝ている。
お気に入りの場所は、お風呂の脱衣所の箱の中と事務所のグリーンのイス。
心は優しく、子猫に狩りの仕方などを教えたりしているのだが、ガスとは違い武闘派ではない。

病院までの車の中でも狂ったように暴れて・・・悲惨だったのはミチエ〜ル(私は途中で降りて打ち合わせでした)病院に着いたら狂ったように暴れて、おまけにカゴを開けたらオシッコをしていてモバQ待ち合わせの床は汚すわなんかでパニックだったそうです。

オカラ・・・もうやだ〜(悲しい顔)



『サトリ(上・下)』 ドン・ウィンズロー著 ハヤカワ・ノヴェルズ

言わずと知れた覆面作家トレヴァニアン(近年没)の往年の名作と言われる(私は彼の本昔買ったけど読んでないというふらふら)『シブミ』の主人公、ニコライ・ヘルの若き日の物語。
なんでこのタイトルが日本語らしきものexclamation&questionになっているかというと、主人公ニコライ(母親はロシア人)は戦時中日本で育ったのですね。

この本は、いかにしてニコライが暗殺者となったのか?

シブイ本かと思いましたが、完全な冒険活劇となってます。
007系いやジェイソン・ボーンのアジアものとして映画化されそうな気がしますなあドコモポイント
私はドン・ウィンズローという作家、動物的勘でイマイチ信じれない人だったのですが(知る人ぞ知るというポジションだったのが、近年また復活して日本での評価は高くなっている)衝動買いしてしまいました(正確には図書館に買ってもらったのですわーい(嬉しい顔)たらーっ(汗))。

とても読みやすい本(それでいいか失恋という問題は置いといて)。
時間つぶしなら最適です。
今年度のミステリーベスト10にも当然顔を出してくるでしょう。

「渋み」と「悟り」にはほど遠いかもしれませんが、まあ猫そこはほれ外国の方の書いた本ですから・・・


(75点)




いまごろ海洋に流れた放射性物質(当然全部じゃありません)1.5京ベクレルとか、たわけたこと発表していますねちっ(怒った顔)パンチ





こりゃあ、いいっすよるんるん
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2011年09月04日

人質の朗読会

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ミチエ〜ルカメラ

夕方妻の実家へ車(RV)ダッシュ(走り出すさま)
途中のお急ぎスーパーで缶コーヒーを買い、そのときに例の蛾を見つける。
逃げる娘。
写真を撮ろうとカメラを取りに戻ろうとするときに焼き鳥屋を発見モバQ
すっかり目的を忘れて店の前に立ち尽くすタダコフ。
それを盗み撮りするミチエ〜ル揺れるハート




『人質の朗読会 』小川洋子 中央公論社 単行本

まずこのタイトルに惹かれる。
そしてこのとても印象的な装丁。
遠い異国で起こったテロリストによる誘拐事件。
そのバスにたまたま乗り合わせた旅行者たち(すべて日本人)。
監禁された中ですることもなく自分の話を語りだす。
それを録音する盗聴者。
誰にでもあるような、それでいてとても不思議な人生の一コマを私たちは追体験することになる。
『原稿零枚日記』で嵌ってしまった小川洋子の世界に今度も猫脱帽する。

(85点)



今日は写真展大入り満員。
調子に乗って各写真の解説までする。
初の試みでしたわーい(嬉しい顔)
まあ私の解説はむかっ(怒り)でしたが、なかなか楽しい時間でした。
なにより自分の勉強になりました。



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2011年08月24日

魔物の山

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8月31日より恒例の写真展『12eyes』が県立美術館で開催されます。

さて私は何を出そうかexclamation&question
展示方法だけは決まっていたのだが、写真はふらふらまあプリントもそれなりにしていたのですが、やっぱりやめました。

一番最初に思っていた展示にすることに。
テーマは『怒り』でありますわーい(嬉しい顔)
まだ原発が必要だとか言っているやつの頭をぶち割ってやりたい。

友人であるけんぞ_さんも大作を制作とのこと、私も手を抜くわけにはいけません。
よって新シリーズを出すことにしました。
オシゴトとして写真をやっているのではなくて、日頃自分のことを写真家の端くれなどと標榜している自分が、こんなときに真剣にやらずに人前でえらそうなこと言えません。
私にとって写真展は片手間じゃなくて本業でしたいい気分(温泉)ということで今日はトゲが刺さったりペンキが付いたりの作業になりました。

追ってご案内しますが、お暇で御用の無い方はお立ち寄りください。



『ファントム・ピークス』北林一光著 角川文庫
この装丁が藤田新策の絵でなければ、おそらく手に取ることはなかったであろう。
藤田新策といえば、スティーブン・キングの装丁でもお馴染みのイラストレーターさんであります。

半年前に山で行方不明になった妻の頭蓋骨が、遭難場所から遠く離れた場所で発見される。
疑問を持つ主人公の思いをよそに、数週間後第二第三の事件が発生する。
果たして山では何が起こっているのか?

物語早々にそのものは、想像されるのだが・・・無駄のない文章でリアリティがあり緊張感高く読まされました。その怪物?の迫力、恐怖もよく描けています。

惜しむらくはラストがもう少し派手であればと・・・作者はこの本が出版される前にお亡くなりになっています。ひょっとしてそれが関係しているのかな〜猫
もっとこの方の本を読みたかった。
とても残念です。
初出は2007年11月に単行本として出されたものです。
キングが書けばこの5倍の厚さの本になったことでしょう。
そういやキングはこの手のパニックものでは『クージョ』という本を書いてますね。

(80点)


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2011年08月18日

キングとの戦い

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車のバッテリーが上がって駐車場に放置ふらふら(ブースターケーブルも届かないむかっ(怒り)
やればなんとかなるんだが、それが面倒足
バッテリーを行きつけのスタンドで買おうとしたら値段が3倍だったのでネット注文。
よって届くまで車が使えません。
どうせデスクワークはテンコ盛りだしたらーっ(汗)

それでもどうしても車は必要でした。
別の1台はミチエ〜ルが使っているので車(セダン)ダッシュ(走り出すさま)残っている軽トラに乗って娘を送っていき、その足でウエディングの打ち合わせ。
やはり田舎の生活は足車(RV)がないと不便なのだ。


『アンダー・ザ・ドーム(上・下)』スティーブン・キング

1400ページ2段組の大作。
前にも書いたかもしれないが、かつてモダンホラー御三家の一人と言われたマキャモンの『スティンガー』とほとんど同じ設定。
私はもうキングのフォロワーではありませんが、20年前に読んだ『スティンガー』とどう違うのか楽しみに、つい手に取ってしまいました(図書館になかったら読んでなかったかも)。
もうよくは覚えてないのだが、マキャモンの方は宇宙人との戦い。
そしてキングの方は、人間同士の戦いなのだ。

後から書かれただけにキングのほうが圧倒的にリアリティは高い。
突如異常な状況下に置かれたときの人間の醜さ、愛と現実がよく描かれており、ページ数のわりに(登場人物も多いので)中だるみが全く感じられない。
ただ物理的には、量が多いだけに読破するのに日数がかかりましたふらふら

面白い・・・面白いが、事実は小説よりも奇なり。
ついこの小説よりもある意味「奇なる今の日本の状況」を考えてしまいます。
SFよりもSF的な今の日本。
小説なら必ず正義を行おうとする主人公が現れます。
対して何も現状を変えようとしないこの国(戦後60数年たっても何も進歩していない現実)。
ある日ドームに覆われたこの町よりももっと深刻な閉塞感が感じられます。

まっあせあせ(飛び散る汗)というふうについ現実を考えてしまいます猫

(80点)





 
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2011年07月02日

ジェノサイド

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あちこちの電球、蛍光灯が切れ交換。

去年の?あぶらぜみ発見。




今年のセミの初鳴き、ニイニイゼミ(あくまで裏の林の話です)。



『ジェノサイド』高野和明 角川書店

『13階段』で乱歩賞デヴューの作家。
今年一番の収穫、SFエンターテイメント冒険小説爆弾(なにそれむかっ(怒り))。
今年の冒険小説大賞はこれで決まりexclamation×2・・・であろう。
スケールのデカさ、サスペンス、スリラー・・・今どきの小説としてこれほど完成されたものはないんでないのexclamation&questionと思わせる。
もちろん難を言えば、奥行きの深さ、ラスト・・・余韻というところで物足りなさを言う者もあろうが、ここにはそれを凌駕するストーリーがる。
あえて物語の収まり方は、作者の良心のなせる業と私は好感がもてる。
誰が読んでもこれは映画向きである。
しかもこれは日本映画では到底無理である。
ぜひハリウッド資本を注ぎ込み、スピルバーグ系の監督で大作として映画化してほしい。
大ヒット間違いなしと太鼓判を押したい猫
やっと日本にも世界的スケールのエンターテイメントを書ける作家が生まれたと喜びたい。

(89点)



今日は一人で幼稚園の夕涼み会の撮影カメラ

汗だらだらもうやだ〜(悲しい顔)


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2011年06月29日

虫のつくいい女?

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ゃ〜どんっ(衝撃)何か虫か何かが頭の上に〜exclamation×2」ミチエ〜ル犬の頭頂部を見るとちょこんとアマガエルが鎮座しておりましたわーい(嬉しい顔)

空から降ってきたとのこと・・・


10分後・・・・

「あれっ!虫やがく〜(落胆した顔)

綿ボコリと思って払ったら飛んだとのことふらふら

それがグッド(上向き矢印)の蛾でございます(左側が頭。少しオレンジ色をしたのが脚です)。

確かにティシューのくずのようにも見えます(大きさは5mmほど)。




今日は晴れ寝室の大掃除・・・昨日からミチエ〜ルと娘だけが何か虫に刺されるということでバルサン爆弾
猫のノミでしょうか?



『蚊トンボ白髭の冒険 上・下』藤原伊織 講談社文庫

『テロリストのパラソル』で鮮烈なデビューを飾った(乱歩賞・直木賞を同時受賞)、正確にはその10年前に『ダックスフントのワープ』という佳品を書いているんですが、作家。
寡作なのですが良い作品を書いております。
作風はハードボイルド系ですね。
この『蚊トンボ・・・』はベースは同じなのですが、少し毛色がいい気分(温泉)著者曰くファンタジー・ハードボイルドなのだそうです。
ある日、突然頭の中に蚊トンボが入ってきたらexclamation&question(意味分からんでしょうドコモ提供)そのときから次々に厄介事に巻き込まれていく青年のお話。
設定がフリーダイヤルなもんだから敬遠していたのだが、喰わず嫌いは・・・このお話なかなか良いのです。
作家は2007年没。
昨年の伊藤計劃といい早過ぎる死でございますもうやだ〜(悲しい顔)
(85点)



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夕空を見て切なくなりました。



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猫最近原発のことを書いてませんが、怒りが収まっているわけではありません。武田邦彦 原発論点



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真のモデルになってくださる方探しています。

『家族八百景(仮)眠る人』

昨年から始めたシリーズですが、寝ている姿を撮ります。
あなた、もしくはご家族の睡眠中の姿をカメラ
年齢、性別不問、一人またはご家族で。
去年は、家族、恋人同士、女性とペットの猫などの睡眠中の写真を撮らせていただきました。

ちなみにこの写真シリーズを持って来月北海道の写真フェスタに殴りこみをかける予定ですわーい(嬉しい顔)

面白そうだなあと言う方、自薦他薦を問いませんのでメールをください。

tadakov@ybb.ne.jp  まで手(パー)

よろしくお願いします。
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2011年06月27日

白樫の樹の下で

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飛行機が飛び立って少しして眼下に蛇行した川が見えてきた。

どこだろうexclamation&question徳島かなドコモ提供行ってみたい。



今日はAゆみにささやん、ミチエ〜ルと仕事場は賑やかであった。

狭いふらふら

この夏仕事場を2階から1階に引っ越すことを考えている。
PCももう一台増設かもうやだ〜(悲しい顔)

いつまでたっても稼ぐ金が出て行く金に追いつかず・・・もうやだ〜(悲しい顔)

せめてオシゴトは、さくさくこなせる大勢に持ち込まなければならない。



『白樫の樹の下で』青山文平 文芸春秋

上京する間、重い書籍を持って行きたくなくて・・・買った本(結局単行本を買ってしまったのだがむかっ(怒り))。
第18回松本清張賞受賞。新人である。
と言っても作者は1948年生まれ、若くはない。
しかしこの瑞々しい文体ぴかぴか(新しい)一気に読んだ。
ついに待っていた、藤沢周平を継ぎうる作家が現れたモバQ大期待なのだ。
最初なぜ松本清張賞なのかと思ったが、うなずける。
時代小説第一作にして佳作、いや傑作と言ってもいいかな〜揺れるハート
次回作が待ち遠しいexclamation×2

(88点)
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2011年06月13日

ばんば憑き

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朝から鼻水を垂らしているミチエ〜ル。

もう拭くの諦めたみたいですドコモ提供たらーっ(汗)


今日は行きつけの耳鼻咽喉科に行く。

それで咽喉に傷が見つかったとのこと(原因物質は胃の中かexclamation&question)。


このままでは済ませないミチエ〜ルはヨーグルトの会社に直談判電話しておりました。


咽喉の痛みは取れたそうですが、鼻水は止まらず・・・ふらふら



『ばんば憑き』宮部みゆき 角川書店 [単行本]

ご存知宮部の時代物怪奇シリーズでございます。
今回は連作ではなく、それぞれ独立した短編集。
『あんじゅう』『おそろし』と昨年読みましたが、これが一番みたいですね。
ちょいとほろっとするのもありますが、今回はなかなか怖いものが揃っております。
まあこの作者のものは読みやすい。
忙しいときでもスラスラ読めますわーい(嬉しい顔)
そして毎度のことですが、上手いなあいい気分(温泉)

(85点)
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2011年06月09日

味噌と糞

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昼過ぎ事務所に入ると中には、ミチエ〜ル、ささやん、Aゆみ。

女の園でしたドコモ提供たらーっ(汗)

Aゆみ犬「ノーメイクで仕事できるのラフディップだけですね」

猫「ラフディップの採用基準はショートカット、ノーメイク、●ーブラだったりして・・・」




 『鬼哭の剣』日向景一郎シリーズW 北方謙三 新潮文庫

う〜ん遂に読んでしまったふらふら
このシリーズは5巻までしか出ていない(再開してもらえたらいいのだけど・・・)。
どういうわけか最初に読んだのが最終巻あせあせ(飛び散る汗)
そこでぶっとんでしまい1巻から大事に読み始めたのだが、これが最後。
剣豪小説の中ではベストである。
大好きな藤原周平のものと比べても(少し毛色が違うが)勝るとも劣らない。
少なくとも現役の作家の中では一番に違いない。
こうなったら最終巻を再読するしかない。

(95点)



改めて言うが、原発の問題をエネルギーの問題と絡めて考えるのは間違えている。
原発の問題点は電力供給とまったく関係ない。

原発の問題は、嘘と欺瞞に利権、自然破壊・・・そして人としてのあり方である。

今の状況にあって「原発やめたら〜電力が不足するから〜モバQ」なんて言っている人は思考停止しているか、人でなしとしか思えない。

それと同じような言い方で「日本の首相がコロコロと変わるのは良くない」というのも本質からずれている。
ダメなリーダーは、ダメなのである。
即刻クビにすべきである。


この間黒鉄ヒロシが首相をさして面白いことを言っていた。
「普段20点とか30点しかとれてない子供に緊急事態だから100満点取れ言ってもそもそも無理な話だろう」
猫その通りどんっ(衝撃)

私も普段ダメな政治家(人間)でも、いざという時は国民のためにちゃんとやってくれるんじゃないか?・・・なんて思っているところがありました。

それは大きな間違いでした。


もちろん今菅がやめて後誰がいるの?って話はあります。
でもそれはその後の話。

原子力も同じ。
いや似ているが、同じではない。
原子力は後のことを考えるべきではない。
やってはいけないことなのだ。

ダメなものは、ダメパンチまず先に止める。
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2011年06月01日

自主規制

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ただいま当方のネット環境が大変不安定になっております。

昨日今日と通信機能喪失が長時間にわたって起こっております(今瞬間的復帰ふらふら)。

土曜日中には復旧する予定なんですが、お急ぎで御用の方は電話でお願いします揺れるハート




夕べの茶の間レストラン

ちょどやってたTVが旅行ものバスダッシュ(走り出すさま)
ボリビアはウユニ塩湖に向かうバス旅行。
標高3700mくらいのところを行きます。

その中でのナレーション。
犬「このバスの名前は昔この地を統治していた王様の名前から取ったものでするんるん バスはこれから首都ラパスに向かい・・・」

そこですかさず小6の娘が
「その名前を言わんでどうするのむかっ(怒り)あたしはそれが聞きたいんじゃあせあせ(飛び散る汗)

そのとき画面にはバスが大きく写っていました。
車体には大きな文字で「MANCO」爆弾

どう発音するのか私には想像もつきませんが、テレビでは言えなかったんですねえふらふら

まあ瞬間ミチエ〜ルと私は顔を見合わせ妙な空気が流れたことをここに記しておきます。



ボリビア、ラパスぴかぴか(新しい)ちょっと行ってみたいですねえわーい(嬉しい顔)



『ユリゴコロ』沼田まほかる 双葉社

なんとも気になる題であった。
はたしてユリゴコロとは何か?
鈴木成一デザイン室の装丁もスバラシイ。
今まで読んだことのない作家さんですが、評判もよくつい手にしてしまいました。

サイコミステリーexclamation&questionになってもおかしくない話なのだが、何故かラストで心が温まる・・・ラブストーリーというか、あまり言ってネタバレのようになってもいけませんので・・・猫
ある意味いままでに無かった感触のミステリーとも言えるんじゃないでしょうか?(私の読んでいる範囲でのことですが)確かに不思議な読後感です。

今年のミステリーベスト10入りは確実です。
文章も平易で(その分緊迫感や怖さが足りなかったかな)一気読みあせあせ(飛び散る汗)

この方の別の作品も読んで見たい揺れるハート・・・今後も期待の作家さんでございます。

(78点)
posted by tadakov at 23:58| 高知 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月27日

粘膜人間

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久しぶりに読んでいたSF『ダイナミックフィギア(上下)』舞台が香川県で善通寺や先日撮影に行った剣山方面・・・うれしい固有名詞がたくさん出てくるのだが、震災が起こりピタっと止まった。

よく書けてはいるのだが、下巻の1/3のところでリタイヤふらふら

せめて趣味は、向いてないものを最後まで我慢するのはやめよう。時間はないのだ。



『粘膜人間』飴村行 角川文庫

買い置きしてあったものを一気読み。
弟15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞。
作者の粘膜三部作(って何よあせあせ(飛び散る汗))の第一作わーい(嬉しい顔)
第二作の『粘膜蜥蜴』にぶっとんだ爆弾私としては、もう一つ。
デビュー作だから仕方がないのかもしれない。
残酷さ満開の・・・衝撃の問題作とされているが、こんなものでは驚かなくなってしまった自分が・・・遠くへ来てしまったものであるふらふら

現実がとっくに小説を越えた状況になっている今、心を癒してくれるのはより過酷な小説だという・・・病んだ猫である。

70点
posted by tadakov at 02:19| 高知 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月09日

暴雪圏

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最近桂浜の龍馬の両側に武市半平太と中岡の発泡スチロール性の像を建てるとかで物議をかもし出している。
蓋を開けてみるとあまりに反対意見が多くて当初の展示予定日からずれ込んでいる。
去年「龍馬伝」で多くの観光客がやってきたので2匹目のドジョウを狙う人たち。
その場しのぎ、今がよければそれでいいでやってきてなんも良くならない高知県、一部の観光業のものだけが潤うやり方に龍馬はどう思っているのか?
まあ、私は龍馬ファンではないので銅像云々はどうでもいいが、もう少し知恵を使ったらどうだろう。




『暴雪圏』佐々木譲 新潮社

今年は寒い。
こんな冬はやっぱり雪の小説をわーい(嬉しい顔)(あまりに安易ですがむかっ(怒り))ということでBOOK OFFで購入。
野生的感で新刊を買ってはいけないと判断していた佐々木譲の北海道舞台の川久保巡査ものである。
雪を舞台にしたエンターテイメント小説って何があるかなあ。
日本のものでは真保裕一の『ホワイトアウト』海外ものではボブ・ラングレーの『北壁の死闘』しか思い出せない私ふらふら
さてこれが新たに記憶に残るやつになったかexclamation&question
残念ながら・・・・
なんか映画のストーリーボードを見せられているような・・・
良く言えば贅肉の一切無い小説といいますか、体脂肪率4%みたいなドコモ提供たらーっ(汗)
作家も映画の原作用に書きましたるんるんくらいのやつです。
もう一つ深い人間ドラマが見たいし、極限のドラマみたいな緊張感が足りません。
各エピソードに新鮮味がないからかなあ。
それが逆にリアリティがあるという人もいるかもしれませんが、「事実は小説よりも奇なり」こんなありきたりのお話ではオジサン満足できません。
でもその代り一気に読めます。
ラストに余韻はない。
それらを良しとするかどうかで評価は若干変わります。
やっぱり佐々木譲が書いたものとして評価するなら辛口にならざるを得ません。

(68点)


posted by tadakov at 23:58| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月08日

ARIAKE OPEN - 2011 WORLD MATEHORI CUP

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さきほど香川丸亀支部長の天狗氏とホットラインを結んだ結果電話
本年最初のマテホリワールドカップの開催日が決定しましたexclamation×2

2011マテホリ・ワールドカップ・有明オープン
4月16日(土)14:00スタート 16:30納鍬 観音寺有明闘技場

※なお今回は、16日夜キャンプ予定です(参加自由)詳細は追って




いやあ、今回は参りましたふらふらこの忙しいのに「顔デカ病」、「胃炎」終わったかと思ったら「咽頭炎exclamation&question」咳、痰、鼻詰まり、頭痛、微熱もうやだ〜(悲しい顔)そしてそれが、少しましになってきたら昨日から花粉であるちっ(怒った顔)
日曜は久しぶりに倒れておりました足

憂鬱な春の始まりである。



『粘膜蜥蜴』飴村行 角川文庫

知っている人はもう知っているだろうが、猫はこの作家初体験。
昨年から何度も手に取りながら買うことのなかった本猫
先日新刊のハードカバーを見つけて躊躇った挙句、先の文庫の方に手を出したというわけ。
さあこの読書体験をなんと表したらいいやらがく〜(落胆した顔)あせあせ(飛び散る汗)
昨年読んでいたら昨年のNO.1、一昨年読んでいたら一昨年のベストかも・・・私の2000年代のベスト10に入る勢いです。
このぶっ飛んだ面白さはかなりヤバイ爆弾
ミステリーもSFも冒険もスプラッタもホラーも純愛も渾然一体となった妙に懐かしい悪夢的世界exclamation
このグロさ、おかしさは相当ヤバイexclamation×2
あえて例えるならあの若きころ(30数年前)の筒井康隆を彷彿させるというか。

さてこのタイトル『粘膜蜥蜴』の粘膜とはいったいどういう意味かわーい(嬉しい顔)exclamation&question
これは弟1作『粘膜人間』次作の『粘膜兄弟』にはさまれた粘膜三部作(
そんなんあるかむかっ(怒り))の第二作、昨年の日本推理作家賞に輝いた作品。

もちろん傑作である。

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2011年02月07日

怪談

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ミチエ〜ルと美容関係の発表会へ車(RV)ダッシュ(走り出すさま)

10人の白無垢姿の花嫁が出てくる場面は壮観というか、異様というかモバQちゃんとカメラもって行けば良かったかな〜作品にしそこないましたふらふら



夜ケンさんがやってきてザ・ストリートジャムキッズの30周年ライブのポスターを持ってきてくれた。
私の写真が大きく使われている、しかもクレジットが入ってふらふら
ポスターサイズくらいのが出きるのかなと思っていたのだがB1サイズだったのでビックリあせあせ(飛び散る汗)

こりゃあ、オシゴト休んでもライブには行かなきゃあわーい(嬉しい顔)(これを撮れば一つ写真展が出来ると思います手(チョキ)



『夕暮れをすぎて』スティーブン・キング 文春文庫

いつもキングを読むたびに腐しているのだが、それは「ひょっとしたら次は、『恐怖の四季』に入っていたような傑作に出会えるかもexclamation&question」と期待をしているからなのだ(20年待っているってことだねもうやだ〜(悲しい顔))。
で、この知らないうちに出ていた・・・というかほとんどスルーしていたのだが、ブックオフで見つけたこの短編集、まだ第一篇の『ウィラ』しか読んでいませんが期待させますぴかぴか(新しい)(この後は図書館から借りてる本にとりかからねばならないので当分読破できません)

『ウィラ』短い話ですが、ちょいとしみじみさせてくれる佳作です。

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2011年02月06日

NIGHT RIDER

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晴れはタダコフとして打ち合わせ、ロケハン、そして4件分写真納品車(RV)ダッシュ(走り出すさま)

夜はアターシャ汀として助手のジョージィ・シモネッタを連れて身の下相談を受けるふらふら


猫疲れましたあせあせ(飛び散る汗)

いやあ婚前から結婚後までお世話している私ぴかぴか(新しい)・・・このブログ誰も読んでないよねわーい(嬉しい顔)


ということで昼はロケハンカメラ竹林寺&牧野温室を見てきました。

けんぞ_さんのブログにあるとおり、温室は蘭展が始まっており、じいちゃんばあちゃんでごった返しておりましたふらふら

ちょっとここで前撮りは無理かなむかっ(怒り)





[NIGHT RIDER]RIPZINGER

久しぶりに写真集を購入。
写真集といっても小冊子18Pの表紙合わせても9イメージしかない。
夜のスノーボーダーの写真。
悔しいけど(何に嫉妬してるんだかちっ(怒った顔))とってもかっこいい。
この写真だったら買って壁に飾っておきたい。

ただいま大阪で写真展をやっているらしい。
実物を見てみたい揺れるハート
posted by tadakov at 22:58| 高知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月05日

死ねばいいのに

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暦の上で立春というが、確かに昨日今日と暖かかった。
来週の前撮りまでこの気候が続いてもらいたいのだが・・・

3時から近所で持ち投げ揺れるハート
集まった人が多くなかった所為か、半分拾って半分カメラしたけど、けっこう拾えました。

新築の家はだいぶ前からパン屋さんという噂があったのだが、残念あせあせ(飛び散る汗)手作りパンの教室であった。
近くにパン屋が出来たらよかったのになあふらふら



『死ねばいいのに』 京極夏彦 ハードカバー 講談社

バアちゃんが、私の置いてる本を見るたびに「『死ねばいいのに』読み終わった?』
あんまり急かされるので私にしては早く読み終わった。
面白いいい気分(温泉)
純粋なミステリーという意味なら犯人は途中で想像できる。
しかしここには京極らしい一筋縄でいかない皮肉の効いたプロット。
相変わらずロジックのマジックが冴え渡る。
ページをめくる手が止まらなくなるのだ。

今年度の文春ミステリーベスト10で8位、このミスでは10外になっているのだが、評価が低すぎる。
少なくとも両方でベスト1に輝いている『悪の経典』よりはスバラシイ出来なのだ。
そもそも作家の格が違う。
本屋大賞でも候補に『悪の・・』を入れているなんてどうかしている。
本屋の店員だからグッド(上向き矢印)なんてことはないのだから仕方ないか(ちなみに私20年ほど前に現場監督と本屋の店長代理を兼任させていただいてました)。
読み手の力量低下なのだろうか?
東野圭吾が売れているのもその辺に原因があるみたいだ・・・それとも対象年齢が低いのかなひらめき

久々に軽く京極節を堪能させていただきました。

(85点)
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2011年01月29日

推定有罪

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風呂場から消えていた娘の体洗い用のタオルが2日ぶりに発見される。

発見場所は犬小屋の前、畑の中で枯れ草にまみれて・・・

犯人探しも有力な手がかりもなく(最重要人物と思われるバアちゃんも否認・・・それ以外に該当者考えられなくてドコモ提供)48時間が過ぎていたのだが・・・発見されたタオルの形状を見てにわかに捜査線上にある猫が浮かんできました。

その買ってまだ新しい緑の化繊タオルは、肌さわりが優しいようにモフモフが付いていたのだがく〜(落胆した顔)ひらめき(モフモフって感じわかりますよねわーい(嬉しい顔)なんか、やわらかい、ふわふわるんるんっていうか)。

そうです、モフモフを見たら何故か興奮して噛みかみ自分のものにしなけりゃ我慢出来ないネコが1匹おりましたグッド(上向き矢印)
オカラ猫です。

かつてなんど娘の大事なモフモフした帽子、マフラー、シュシュを無残な姿に変えたことか爆弾


今回現場を見たものが誰もいないのでとりあえず証拠不十分ドコモ提供たらーっ(汗)一応厳しい尋問もしましたが、口を割りませんでしたフリーダイヤル


こうなったら大阪地検に頼むしかないかexclamation&question



『完全なる首長竜の日』乾緑郎 宝島社

今年度の『このミス大賞』の大賞受賞作品。
こういう賞をもらったものになかなか面白いものはなく・・・これも「う〜んふらふらもう一つですかexclamation&question
ジャンルは、SFミステリーというか・・・今が旬の夢というか、植物状態になった患者と医療器具を通しコミュニケートするという・・・映画『インセプション』のようでもあり(全然違いますけど)・・・もう一つ最近のある映画が浮かんだんですが見た人には言うだけでネタバレぎみになるし・・・
話も短いけど、文章も平易でスラスラ読めます。
ただ文章の繰り返しが多く、また2p目の1行目の表現がとても気になります。
そいでもってプロットもゆるく・・・序盤でラストが読めてしまいます。
海千山千のオジサンには失恋・・・残念雪
普通に美味しいうどんってとこでしょうかわーい(嬉しい顔)
中学生や高校生にならけっこう受けるかもしれません。

ああ上質なSFミステリーが読みたいあせあせ(飛び散る汗)

もう一回『星を継ぐ者』を読んでみようかなドコモ提供(ストーリー忘れてますくつ

(68点)
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2011年01月22日

沈黙は金?

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昨日友人の邦ちゃんが言うことにゃ犬「このブログ巷じゃかなり有名だよexclamation


猫「ええexclamation&questionドコモポイント


犬「変なブログってことで足

猫「あっそうむかっ(怒り)


犬「政治家にでもなるつもりかよ」


いえいえそんな汚いものになるつもりはありません。
ちょっと外に開かれたつぶやき備忘録なんですが・・・ふらふら
毎回話題があっちこちして、頭の悪さが見え隠れしてしまうのがいけませんねもうやだ〜(悲しい顔)



『蘇るスナイパー(上・下)』 スティーブン・ハンター著 扶桑社

大好きなハンターのボブ・リー・スワガーもの。
ただ前々巻『四十七人目の男』で、主人公が日本にやってきて銃を捨て刀で切り合いするというあらすじを読みやめておりました。
で今回、解説でえらくほめているので久しぶりに購入ドコモ提供
ちょいと眉にツバつけながらでしたが普通に面白く・・・やはり「スナイパーの精髄を描破したシリーズ空前の傑作!」というのは嘘でしたちっ(怒った顔)

ミチエ〜ルが私の読んでいる本を横からとってパラパラるんるん
「スナイパーや狙撃がどうのこうのという言葉が見えたとこで、私が読む本じゃないと分かったわ失恋

猫「へいへいたらーっ(汗)

70点
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2011年01月07日

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本日は伊野の大国様で前撮り&挙式撮影カメラ

神社に行くといつもの癖でついおみくじをひらめき




『ボーン・コレクター(上・下)』ジェフリー・ディーバー 文春文庫(book offで105円あせあせ(飛び散る汗)

出すたびベストセラーとなっているらしいディーバーを遂に読みました。
これまたこの本も買ったまま本棚に眠っていたやつです。
事故によって四肢麻痺になった犯罪学者リンカーン・ライムが、最新の科学捜査をもって犯人を追い詰めていくという現代の安楽イス探偵ものでしょうかわーい(嬉しい顔)
主人公が動けないと言っても彼の手足となる警官たちが活躍するのでアクションもありです。
これがね〜映画化されたやつが面白くなくってふらふらそれが理由で今まで読んでなかったわけです。
同じ理由で評価の高いエーコの『薔薇の名前』なんかも敬遠してます。
で本書。
私にはちょっと浅いドコモポイント
どんでん返しも来ることが分かってると衝撃も半分。
面白くないとは言いませんが、心に残る傑作かというと・・・

少なくとも映画を見てない人にはなかなか良い暇つぶしになると思います。
ちなみに「このミス」では1988-2008の海外ものベスト・オブ・ベストの第3位に入っておりますが、それはね〜だろあせあせ(飛び散る汗)でございます。

(75点)
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2011年01月04日

レディーに薦められない傑作

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本日の撮影は2年前に成人式の撮影をしたお宅からの依頼。

次男の成人式前撮りと家族写真カメラ
家族5人と犬2匹(マロンに猫チンミを入れた)これぞ家族写真というやつを撮ってきました。

大きな声で言えませんが、途中ライトが火を噴くハプニングふらふらもありながらいい終わり良ければ全て良し手(チョキ)・・・ということでドコモポイント

2年後は妹の成人式ということでオジサンもそのときまでに巨匠になっとかなきゃあるんるんと考えた次第(難しいな〜たらーっ(汗))。


そのとき撮ったおばあちゃん揺れるハート

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いい顔してるでしょうぴかぴか(新しい)




『レディー・ジョーカー(上・中・下)』高村薫:著 新潮文庫


現代日本ミステリベストうんたら・・・なんてやれば必ず顔を出す高村薫、その中でも最高傑作とうたわれる作品でございます。
私が何故か今まで避けていた作品のひとつでございます(宮部みゆきの『火車』もそうでした)。
今年はこういう評価の定まった作品も一つ一つ読破していこうと思っとります。
まあ理由は昨今のものにしびれるものが少ないということですが・・・ふらふら
ちなみに今年(2010年)このミスや文春で貴志祐介の『悪の経典』がベスト1になっていたのには驚きました。それだけ他の作品のレベルが低いのか、読み手のレベルが下がったのかドコモ提供それはないだろうあせあせ(飛び散る汗)というのが私の感想です。

閑話休題。
で、この『レディ〜』読むのに2ヶ月以上かかりましたもうやだ〜(悲しい顔)特に上巻(決して面白くないわけではありません)。
高村の文章、すらすらは読めないんですね〜。
特にオシゴト忙しかったりすると3p進んで2p下がる〜るんるんみたいな足
もちろん出足はあのグリコ・森永事件のような体裁を整えているのですが、読み進むにつれてディープな様相を帯びてくるのです。
初版後12年を経てもリアル。
読むには体力が必要です。
これは単純な面白いとか面白くないとかじゃなくて読んどかなきゃいけない作品です。
あまりの多くの要素を含んでいるがゆえに「あ〜面白かったわーい(嬉しい顔)」では終われない。
まあ、そこが最近の私の状況と重なって辛かったりします。
オジサンはスカッとぴかぴか(新しい)エンターテイメントを求めていたりするのだあせあせ(飛び散る汗)
傑作、でも今好きかexclamation&questionと問われると「う〜ん猫
それだけ世の中は暗い状況になっているのだ。
バブルがはじけたころがまだ良かったと思っているあなたや私にはツライ読み物です。
日本はどこまで壊れていくのだろうフリーダイヤル
今の不況の原因、もろもろの元凶は、今はっきり言えます。
それは「日本の政治」です。


(95点)
posted by tadakov at 22:11| 高知 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする